フジテレビ系ドラマ『silent』(毎週木曜22:00~)に出演する川口春奈と目黒蓮がこのほど、クランクアップを迎えた。最終話は、22日に放送される。
撮影最終日は、並木道を紬(川口)と想(目黒)が手話で話しながら2人で歩くシーンを撮影。すっかり夜のとばりが下り、クリスマスのイルミネーションが華やぐ中、撮影はスタート。最終話の演出を務める風間太樹監督と細やかにコミュニケーションをとり、物語の世界観さながら、じっくりと丁寧にシーンを重ねていった。
そして、全シーンが撮り終わり「オールアップです!」の声がかかると、現場はスタッフによる拍手で包まれ、川口と目黒もホッとした表情に。そんな2人に花束が渡されると周囲には笑顔があふれていった。
川口は「3カ月半、本当に濃厚な時間で、毎日、一日一日かみしめながら現場に来ていました」と振り返り、「家族や友人たちに“本当にありがとう”って、“木曜日のために仕事頑張れる、そんな作品に出会わせてくれてありがとう”ってたくさん言われました」と、この期間で受け取った周囲の声を紹介。「紬として生きられたことを本当に誇りに思っています」と演じた紬という役への思いを言葉にしたほか、「自分でも見たことがないような表情だったり、紬というキャラクターを皆さんが一緒に作っていってくださったこと、大変感謝しています」とスタッフへの感謝の言葉も。
共演の目黒は「僕は連続ドラマの経験が少なくて、右も左も分からないという不安な気持ちもすごくあった」と、抱えていた心境を吐露しながらも「自分の中で役に対してできること全部に全力で向き合うことができたのかなと、胸を張って言える気がします」と充実した思いをコメント。「この作品の世界の中で佐倉想として生きられたことが、本当に幸せでした」と笑顔で締めくくった。
今作は、小田急線世田谷代田駅や、その沿線が舞台となってきたが、小田急線下北沢駅南西口改札前の広場に『silent』のXmas空間が、16日からオープン。番組オリジナルツリーが設置されている。期間は25日まで。
最終話の放送前夜となる21日(19:00時~)には、特別配信番組『最終回直前「silent」night ドラマ出演俳優と振り返る TVerスペシャル生配信』を配信。川口、鈴鹿央士、板垣李光人が、作品の解説や撮影秘話、さらに翌日に迫った最終話の見どころなどをトークする。最終話の初公開カットを含んだロングバージョンの特別予告も初公開される。
この配信番組内で、東京タワーとフジテレビ本社屋を『silent』にちなんだホワイトカラーにする点灯式の開催が決定。3人のきっかけでこの2つの建物が冬の夜景に浮かびあがるように、『silent』カラーで照らし出される。このライトアップは配信当日の21日だけでなく、最終話当日22日にも開催される。
川口と目黒のクランクアップコメントは、以下の通り。
■川口春奈
「3カ月半、本当に濃厚な時間で、毎日、一日一日かみしめながら現場に来ていました。家族や友人たちに“本当にありがとう”って、“木曜日のために仕事頑張れる、そんな作品に出会わせてくれてありがとう”ってたくさん言われました。そんな作品に出会えたこと、紬として生きられたことを本当に誇りに思っています。また、すてきな映像を撮って下さっただけでなく、自分でも見たことがないような表情だったり、紬というキャラクターを皆さんが一緒に作っていってくださったこと、大変感謝しています。終わってしまうと寂しいんですが、皆さんの愛と、熱い情熱に包まれた3カ月半で、とても幸せでした。皆さんありがとうございました」
■目黒蓮(Snow Man)
「手話練習を入れると本当に長い時間、ありがとうございました。僕は連続ドラマの経験が少なくて、右も左も分からないという不安な気持ちもすごくあったんですが、自分の中で役に対してできること全部に全力で向き合うことができたのかなと、胸を張って言える気がします。僕は役として声を発さないシーンも多くありましたし、自分自身が不器用なところもあったので現場ではずっとスイッチを入れていました。この作品の世界の中で佐倉想として生きられたことが、本当に幸せでした。ありがとうございました」
(C)フジテレビ