JR西日本は、2023年3月18日に実施するダイヤ改正で、奈良線複線化工事の完了を踏まえ、朝の通勤時間帯に列車を増発し、京都駅までの所要時間を短縮すると発表した。「みやこ路快速」も京都~奈良間で所要時間短縮を図る。

  • 奈良線複線化工事の完了にともなうダイヤ改正で、昼間時間帯を中心に運転される「みやこ路快速」も所要時間を短縮

奈良線では、2013年から事業に着手していたJR藤森~宇治間、新田~城陽間、山城多賀~玉水間の複線化工事が完了。京都~城陽間が完全複線化される。対向列車との待ち合わせ時間が解消されることで、所要時間の短縮と安定運行につながり、すべての時間帯において運転間隔の均等化が可能に。より便利に利用できるようになる。

来年3月のダイヤ改正後、平日朝の通勤時間帯に京都~宇治間で上下各1本を増発するとともに、上下各2本の運転区間を現行の京都~宇治間から京都~城陽間に延長。京都駅に平日の7時30分から8時30分までの間に到着する列車において、城陽駅からの所要時間が快速・区間快速で26分(現在は26~28分)、普通列車で31~38分(現在は34~47分)に短縮される。同時間帯の運転間隔について、快速・区間快速はおおむね12分(現在は16~20分)、普通列車は12~17分(現在は7~33分)になるという。

昼間時間帯を中心に運転される「みやこ路快速」も、対向列車との待ち合わせ時間解消により、所要時間を短縮。奈良駅から京都駅まで、工事開始前は47分、工事開始後は49分かかっていたが、ダイヤ改正後の所要時間は44分となり、3~5分の短縮となる。

  • 奈良線の普通列車に使用される205系と221系

奈良線では、平日の他の時間帯や土休日においても、各列車の運転時刻を変更し、所要時間短縮と運転間隔の均等化を図る。これにともない、現行の時刻から大幅に変更となる列車があるとのこと。なお、ダイヤ改正日に合わせ、六地蔵駅の新駅舎が供用開始となる予定。新駅舎への移転に伴う運賃改定は2023年4月1日に実施される。