インタセクト・コミュニケーションズは12月12日、タイ本土で実施した「日本旅行に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は11月2日~20日、タイ在住の19歳以上の596人を対象に実施した。

  • タイ在住者の海外旅行「行きたい国」1位は日本

制限なく海外旅行が再開した場合の「行きたい国・地域」を尋ねたところ、「日本」(78.6%)が最も多く、次いで「欧州」(9.8%)、「韓国」(3.9%)となった。

過去に日本への渡航歴のある401人に、満足度調査(満足、普通、不満、非常に不満)を聞くと、飲食では91.3%、宿泊では86.8%、交通では80.3%、観光地では93.0%が「満足」と回答した。日本への渡航歴がないと答えた195人のうち、92.8%が、海外旅行先として日本に「行きたい」と回答している。

日本旅行のタイミングについては、59.7%が「1年以上先」と答えた。「3カ月以内」という回答は、17.4%に留まっている。

行ってみたい日本の観光地について尋ねると、「富士山」(23.0%)が最も多く、「北海道」(18.5%)、「東京ディズニーリゾート」(12.4%)、「東京」(10.6%)と続いた。

  • 日本の観光地は富士山、北海道が上位

日本で何をしたいか尋ねると、1位は「自然の風景を楽しみたい(花見など)」(36.6%)、2位は「ショッピング」(22.5%)、3位は「グルメ」(14.4%)、4位は「温泉」(11.7%)だった。日本のアニメ人気もあり「聖地巡礼」という回答も5.5%見られた。

日本への旅行の方法を聞くと、「個人旅行」(63.3%)が最も多かった。「プライベートツアー」は13.4%、「団体ツアー」は23.3%で、団体ではなく個人で自由に行動できる旅行が好まれる傾向にある。一方で、海外旅行での不安な要素で最も多かった回答が「体調不良」(45.0%)で、「言葉が通じない」(42.4%)が続いた。

  • 海外旅行での不安要素「体調不良」が半数近く