光岡自動車が2シーターオープンカー「ヒミコ」(Himiko)に一部変更を実施し、12月8日に発売した。今回の変更ではオプション装備品の設定の一部を見直し、車両本体価格を改定。ベース車両自体の値上げに加え、昨今の原料価格やエネルギー価格高騰の影響を受け、全グレードで33万円程度の価格アップとなる。

  • 光岡自動車「ヒミコ」

    光岡自動車「ヒミコ」

むやみに増産はしない

光岡自動車によると、ヒミコの最大の特徴は「現代では稀な流麗なデザインと解放感に満ちたオープンエアーの走り」だ。 半導体や部品供給不足の影響による納期長期化の中、 今回の変更後も光岡は、クラフトマンの手作りによって1台ずつ生み出されるヒミコを「やみくもに増産」せず、「変わらぬ情熱と愛情を込めて生産」していくとしている。

  • 「ヒミコ」のボディサイズは全長4,580mm、全幅1740mm、全高1,235mm

変更後の価格は499.1万円~651.64万円。今回の変更で、これまで「S Special Package」と「S Leather Package」の6MT車にメーカーオプション設定していた「i-ELOO」「i-stop」は廃止となった。