ロックバンド・OKAMOTO'Sのベーシストであるハマ・オカモトと、アイドルグループ・乃木坂46の齋藤飛鳥によるテレビ朝日系バラエティ番組『ハマスカ放送部』(毎週月曜24:15~※一部地域除く)初のファンミーティング『ハマスカ生放送部 HEY! MUSIC! HAPPY! MEETING!』(A面:15:00〜/B面:19:30〜)が11月29日、東京・EXシアター六本木にて開催された。本記事では、5日掲載のB面前半パートのレポート記事に続き、B面後半パートの模様を届ける。

  • 左からハマ・オカモト、齋藤飛鳥、遠藤さくら =テレビ朝日提供

B面後半パートは、「ハマスカプレイバック裁判」からスタート。この企画は、これまでの『ハマスカ放送部』の放送を振り返り、齋藤の“問題行動”がシロかクロかを判定するもの。この日のお昼に行われたA面では、齋藤の「無言職務放棄罪」に判決がくだされたが、B面では齋藤の「反則罪」と「人の失敗大好物罪」が、B面前半パートから引き続き参加の乃木坂46・遠藤さくらと、会場と生配信でイベントを観ているファンによって審議された。

「反則罪」の証拠として、「日常にある最高の音を楽しむ」という企画内で、MC二人がジェンガ対決をした際の映像を確認。齋藤がジェンガを支えながら抜くという大胆な行動をとっていた一部始終が映し出される。さらに、規定の立ち位置よりも前からダーツを投げようとする反則未遂行為なども証拠として提出された。

映像が流れ終わり、ハマが「これはもう言わずもがなでしょ。どうですか? ご自身でVTRを観て」と水を向けると、齋藤は「心外です!」と意気消沈。「私はショックです。傷つきました、すごく」と呆れ返りながら、「でも、遠藤は分かってくれると思うんですよ」「何を正義とするかですよね」と目をやると、グループの後輩である遠藤はなんとも言えない困惑した表情を浮かべ、会場の笑いを誘った。

さらに、齋藤が「私の中の正義は観ている方を楽しませること。それは自分が損をしようとも。観てくださっているファンの方への表現ですよね」と弁解。「私が今までしてきたことはエンタメなんですよね。私のエンタメを理解してもらえないんだっていうショックですよね。私はアイドルというよりエンターテイナーになりたいので」とよどみなく主張し、会場を笑わせた。

この弁解を聞いた上で現状の意見を求められると、「現状ですよね?」と何度も繰り返し確認しつつ、有罪の札をそっと挙げる遠藤。「本当に大好きな飛鳥さんにこんなこと言いたくないですけど……」と前置きし、「ゲームにはルールがあるんです……!」と真摯に伝え、会場からは大きな拍手が。ハマも「よく言った!」「素晴らしい後輩をお持ちです、飛鳥さん!」と称賛するも、齋藤は「遠藤にも私のエンタメは通じないか」と落胆した様子を見せた。

その後、証言者として、番組でもおなじみの“ちっち”こと東儀典親がVTR出演。「ハマさんが真剣にやっている横で、飛鳥さんがあんな風にやっているというのがワクワクとする」「ゲームを始める時にしっかりとしたルールを定めてなかったのかもしれないんじゃないのかなと思います」「ルールを無視したかどうかにかかわらず、この番組の中では飛鳥さんが何をしても正しい」と弁護すると、齋藤は「ちっちみたいに世界を相手にしてる人には、私のエンタメが通用するんだなと思いました」と満足げに笑顔を浮かべた。

しかし観客による投票結果は、クロ。齋藤が「そっか……」「伝わらないか、みんなには」「私が進みすぎていたのかもしれませんね」とため息混じりに伝えたのち、続く「齋藤飛鳥、人の失敗大好物罪」の審議へ。こちらの証言者には、ゲスの極み乙女の休日課長がVTR出演し、齋藤の容疑について参考人として陳述。最後の判決では意外な結果に。

そしてイベントの最後は、ハマのベース演奏で齋藤がセンターを務める乃木坂46「ジコチューで行こう!」をパフォーマンス。遠藤さくらに加え、乃木坂46の岩本蓮加、阪口珠美、田村真佑もサプライズで参加し、大盛り上がりのなかイベントはフィナーレを迎えた。

なお「テレ朝動画」では、このイベントのアーカイブ配信を実施中(2022年12月13日23時59分まで視聴可。購入は12日23時59分まで。)。12月5日には地上波でもイベントの模様の裏側が放送された。