WOWOWで2023年4月からスタートする唐沢寿明主演、井上由美子脚本の連続ドラマ『フィクサー』のSeason1に藤木直人がゲスト出演することが明らかになった。

  • 上段左から、富田靖子、藤木直人、西田敏行、永島敏行、下段左から、駿河太郎、陣内孝則、吉川愛、酒向芳

政界、財界、法曹界…どんな世界にも存在する「表」と「裏」。本作は、唐沢演じる世の中を裏から操る"フィクサー"と呼ばれる男・設楽拳一(したら・けんいち)の暗躍と、金と権力に群がる人間たちの姿を3シーズンにわたって描いていく大型ドラマシリーズ。出演はほかに町田啓太、小泉孝太郎、要潤、斉藤由貴、内田有紀、小林薫。

今回、藤木が演じるのは、数々の疑惑に包まれた事故に遭う総理大臣の首席秘書官・中埜弘輝。ドラマ冒頭で起こる総理の事故に関して、謎のフィクサーである拳一から「一緒に真相を探りませんか?」と提案を受けるという役どころだ。また、合わせて追加キャストも発表となった。

総理大臣・殿村茂を演じるのは永島敏行。殿村の運転手の娘・沼田由里を演じるのは吉川愛。次期総理大臣の座を狙う強欲な内閣官房長官・大泉勇作を陣内孝則、女性初の総理候補という呼び声高い政調会長・新田さゆりを富田靖子、過去に総理大臣まで務めた大物政治家を父親に持つ外務副大臣・村川穂積を駿河太郎がそれぞれ演じる。さらに事故の裏で浮上してくる、殿村政権が抱える新薬認可問題の渦中の人物、サクタ薬品社長・佐久田直紀を演じるのは酒向芳。そして、強大な力を持ち昭和の時代から政財界を操ってきた伝説のフィクサー・本郷吾一を西田敏行が演じる。

藤木は「去年の『黒鳥の湖』に引き続き声をかけていただいてとても嬉しいです。『黒鳥の湖』と同じくとても重厚な、そして今回は骨太の社会派ドラマ。そして主演は唐沢寿明さん。今回で4度目の共演ですが、いつも唐沢さんとご一緒出来るのはご褒美だと思っています。今回も先輩について行き、いろいろ学びたいと思っています。今回演じるのは秘書官で政治を隅っこから見ていたんですが、もっと深い政治の闇に飲み込まれ翻弄されていきます。視聴者のみなさんが僕演じる中埜と一緒にストーリーに翻弄されて欲しいです」とコメントしている。