元プロ野球選手の東尾修氏が11月26日、YouTubeチャンネル『日本プロ野球名球会チャンネル』に出演。動画「【 松坂大輔 VS イチロー 】西武ライオンズ監督 東尾修『監督の言うことなんて 一言も聞かない…』 < 日本 プロ野球 名球会 >」内で、イチロー氏と対戦する時の松坂大輔氏について語った。

松坂大輔氏

同チャンネルでは今回、元360°モンキーズで現在はピンで活動する野球大好き芸人・サブロクそうすけが聞き手となり、松坂大輔氏について東尾氏とトーク。松坂氏がデビュー戦で片岡篤史氏へ投じた155キロの直球についての話から、イチロー氏との対戦について話す流れとなる。

ふたりの初対戦となったのは、1999年5月16日での試合。当時すでに日本球界を代表する大スターで、「三振をしない男」と言われていたイチロー氏だったが、18歳の高卒ルーキーである松坂氏に3三振。「自信が確信に変わりました」という名台詞を放ったことも話題になった。

しかし、当時監督だった東尾氏としては違う印象もあったよう。イチロー氏との対戦時、松坂氏が「言うことを聞かなかった」「大輔はさ、イチローと勝負する時はさ、目の色変えていくんですよ」と振り返りつつ、「お前ね、イチローとばっかり勝負してるんじゃないよ。チームで試合やって」「ムキになるな、イチローだけじゃないんだって」などと注意していたという。

だが、松坂氏は「どうしても言うこと聞かない」感じだったそうで、「ムキになって、平気で150キロ、180球完投して、ものすごい球数ほおるんですよ」と回顧。サブロクそうすけが「東尾さんがおっしゃってる時はどういう感じなんですか?」と尋ねると、東尾氏は「『うんうんうん』って一応してるけど」とも明かしていた。