オレンジページは、オレンジページメンバーズ・国内在住の20歳以上の女性1023人に、インターネット調査「ほぼ1000人に聞きました」にてマネー意識を2022年9月27日~10月1日に調査した。

  • 値段が高くなったと感じるものは?

調査の結果、値上げの影響を感じているのはダントツで食料品だと分かった。支払い額の増加はもちろん、「いつものアイスコーヒー、1リットルが720mlに。ボトル細! 」のように、容量が減ったことで物価高を実感している人も多数いた。2位の光熱費は、「一人暮らしですが、在宅ワークでエアコンをつけると電気代が1万円近くに」など、電気代アップが家計を直撃している模様。当然、節約を意識している人も89.7%とかなりの数字になった。

  • 節約したい費目をお選びください。

  • 今、節約を意識していますか。

節約したい費目の上位は1位の食料品70.8%、2位の光熱費63.6%に続き、3位がお酒・お菓子などの嗜好品53.2%。「お酒は飲んだつもりでがまん、がまん」、「甘いものを食べたい時はコンビニで買わず、家でホットケーキを作る笑」など、生活必需品ではなく、ちょっとした楽しみの部分を泣く泣く我慢している人が多いのだろう。

  • あなたの世帯の家計スタイルに、いちばん近いものは?

「あなたの世帯の家計スタイルに近いものは? 」という質問では、節約意識の高さに反して、しっかり家計管理をしている「きっちりタイプ」は10.8%止まりで、予算を決めてゆるくやりくりする「ざっくりタイプ」が約40%と、第1位になった。

家計管理の方法についてもきいてみると、「自分でノートに記載」22.5%、「家計簿をつけている」16.2%、「家計管理アプリを使用」11.9%といった人もいるものの、「家計簿などを使って家計管理をしていない」人も38.6%いることが明らかになった。家計の危機意識は高まりつつも、そこまでがんばりきれない……というアンビバレントな状況も見え隠れする。

  • 1カ月の食費は、いくらくらい? (外食代も含む)

気になるみんなの食費は、金額は年齢や生活スタイルによって変わるのであくまで目安だが、全体では3万~5万円未満がもっとも多い結果になった。これを、家族の人数別に集計すると、3人家族では3万~5万円、4人家族では5万~8万円という回答がもっとも多い金額帯となった。値上げでかさみがちな食費を抑えるために、「1週間の献立を考えて、買い物もまとめてする。食材の無駄を出さない!!」、「割引品を購入し、ポイント10倍のセール日にまとめ買い」、「なるべく自炊する、水筒やお弁当を持っていく」など、無理なくできる範囲で出費を減らす工夫をしている人も多くみられた。