東急電鉄は24日、相鉄・東急直通線の開業後、東急新横浜線(日吉~新横浜間、営業キロ5.8km)における運行計画の概要について発表した。東急新横浜線を走行する列車はすべて東横線または目黒線と直通。新綱島駅、新横浜駅ともに全列車が停車する。

  • 東急電鉄が東急新横浜線開業後の運行計画概要について発表(写真は目黒線の車両3020系)

2023年3月に予定している東急新横浜線の開業により、「広域鉄道ネットワークの形成と機能の高度化が図られるとともに、速達性の向上、新幹線アクセスの向上、乗換回数の減少や、沿線地域の活性化などに寄与します」と同社。開業後の運行計画に関して、東急線内から東海道新幹線へのアクセス強化もポイントに挙げている。

東急新横浜線では、東横線へ直通する列車をすべて急行、目黒線へ直通する列車を急行または各停で運行する。平日朝ラッシュ時間帯(おおむね7~8時台)の上りダイヤにおいて、1時間あたり最大16本の列車を設定し、うち4本を東横線へ直通、残り12本を目黒線へ直通する列車として運行。目黒線へ直通する12本のうち、最大5本を新横浜駅始発とする。

日中時間帯の東急新横浜線では、1時間あたり6本の列車を設定し、うち2本を東横線へ直通、4本を目黒線へ直通する列車として運行。目黒線へ直通する4本のうち、2本を新横浜駅始発で運行するとのこと。なお、東急電鉄は目黒線で現在実施しているワンマン運転について、直通する東急新横浜線でも拡大実施すると発表している。