光文社は11月24日、書籍『別れても相続人』を発売する。AFP(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)の寺門美和子氏と弁護士の木野綾子氏。価格は1,980円。

わかりやすい相続入門書

  • 『別れても相続人』表紙

2019年には離婚率が約35%を突破するなど、「親族にひとりも離婚経験者がいない」という人は減りつつある。しかし、この「離婚」こそが相続時に大きな火種となる可能性を孕んでいるという。

本書は、子どもや孫世代を含めた、未来の相続人になりうる全世代の誰もが"争族"当事者になりうる今、備えておきたい知識を、離婚と相続の専門家がリアリティ溢れるケーススタディでわかりやすく解説。一家に一冊必携の相続入門書となっている。

内容は下記の通り。

はじめに 大争族時代に突入! これからは誰もが争族当事者になりえます
第1章 別れても相続人!? 相続の基礎知識
第2章 後妻(後夫)vs.前妻(前夫)の子どもの争い
~前妻(前夫)との間の子への相続問題~
第3章 前妻(前夫)チームvs.前夫(前妻)の実家チームの争い
~前夫(前妻)の祖父母の遺産を我が子に継がせる方法~
第4章 息子の父母vs.息子の前妻の争い
~息子が亡くなった後の、資産継承、祭祀承継問題~
第5章 祖父母vs.元嫁の争い
~子ども夫婦の離婚で会えなくなった孫に遺産を渡すには~
第6章 父親の家族vs.恋人(後妻候補)の争い
~父が再婚!? 先祖代々の土地や資産を守る、後妻業対策~
第7章 ステップファミリーの道を踏み出した人へ
おわりに 「争族」ではなく「想族」、さらに「笑顔相続」にするために

著者の寺門美和子氏はAFP、上級プロ夫婦問題カウンセラー、相続診断士、終活カウンセラー、公的保険アドバイザー。お金と相続と夫婦問題の専門家。48歳で離婚後、失意の底から資格を取得し起業。夫婦問題診断士協会代表理事

著者の木野綾子氏は弁護士、上級相続診断士、家族信託専門士、終活カウンセラー。裁判官を13年間務めた後、2010年弁護士登録(第一東京弁護士会)。2016年法律事務所キノール東京を開設。