紅葉が美しいこのシーズン、京都に遊びに行く予定を立てている方も多いのではないでしょうか。

紅葉の見ごろは今だけですが、今しか買えない秋限定のお土産も続々と登場しています。京都駅で購入できる、見た目も味も秋らしいおみやげを紹介します。

青木光悦堂「ハムスターモナカ(秋限定 栗餡)」

創業明治25年の老舗「青木光悦堂」が手掛ける「ハムスターモナカ」には、秋限定の商品が登場。ユニークな商品を手掛ける「企画デザイン2時」とコラボした、SNSでもたびたび話題になっているおみやげです。

  • 「ハムスターモナカ(秋限定 栗餡)」(1,944円・6個入り)

「ハムスターモナカ(秋限定 栗餡)」(1,944円)は、ほっこりとしたデザインも可愛らしいパッケージ。通常はあんこは小豆餡、ナッツが付属していますが、秋限定のこの商品は、栗餡がたっぷり入ったぷっくぷくのハムスターが栗を抱えている秋らしい仕様。

セット内容は、ハムスター型のモナカ、黄色い栗餡、そして小さな栗らくがんが入っています。そう、ハムスターモナカは「自分でつくる」モナカなんです。

モナカに栗餡を詰めて、ハムスターの顔が描かれたモナカを乗せ、お腹に栗らくがんを一粒持たせれば完成! 栗餡をたっぷり入れてミッチミチのハムスターにするもよし、控えめに入れてモナカと餡のバランスを楽しむもよし、好みに合わせて量を調節できます。

栗らくがんは、ほっこりとした栗の香りがほのかにします。そしてこの栗らくがん、京都府中部に位置する京丹波町産の栗粉末が使われているそう。京丹波と言えば「丹波栗」の名産地ですよね。

個包装から開封したばかりでパリッパリのモナカとなめらかな栗餡、そしてカリっとした歯触りとホロっと崩れる食感の栗らくがん、おみやげをもらってから作って食べ終わるまで、ずっとワクワク感のある一品です。ちなみに栗らくがん、乗せただけではポロっとこぼれやすいので、栗餡でくっつけるのもおすすめですよ。

なお京都駅で「ハムスターモナカ」が購入できる場所は、新幹線改札口内コンコース「グランドキヨスク京都」「ギフトキヨスク京都中央」、新幹線八条口改札口向かい「ギフトキヨスク京都」、八条口コンコースエスカレーター付近「ベルマート京都」など、どこも新幹線に乗る前にへアクセスしやすい位置にあります。また青木光悦堂直売店「幸悦庵」(京都府京都市山科区大宅御所田町30-3)や同社オンラインショップでも扱っています。

なお「ハムスターモナカ(秋限定 栗餡)」は期間限定商品ですが、「ハムスターモナカ(ノーマル つぶ餡)」(1,782円)は通年で販売されています。

青木光悦堂「ハムスターモナカ」
購入場所:グランドキヨスク京都、ギフトキヨスク京都ほか(いずれも京都駅内)
公式Twitter:ハムスターモナカ(@hamster_monaka)
公式サイト:青木光悦堂

UCHU wagashi「りすとどんぐり mini」

室町時代に中国から伝わったと言われている伝統ある和菓子・落雁(らくがん)を、今らしくアレンジした「UCHU wagashi」の季節限定商品「りすとどんぐり」は、口いっぱいにどんぐりをほおばったりすをモチーフにした一品。

  • 「りすとどんぐり mini」(1,284円)

正方形の「りすとどんぐり」(1,554円)と、ミニサイズの「りすとどんぐり mini」(1,284円)の2つのサイズが展開されています。落雁と金平糖を詰め合わせた「FUKIYOSE」シリーズは、季節によってモチーフが変わるそう。「りすとどんぐり」の販売は11月いっぱいを予定しているとのことです。

ぷっくりとしたほっぺが真っ赤になっているりすはとってもキュート! また黄色やオレンジ、緑の金平糖は、色づいてきた紅葉のような色合い。ほうじ茶や抹茶と一緒にのんびりと楽しみたい京都のおみやげです。

購入は、京都駅に隣接するジェイアール京都伊勢丹の地下1階にある「UCHU wagashi ジェイアール京都伊勢丹店」と、「UCHU wagashi 寺町本店」(京都市上京区寺町通丸太町上ル信富町307)のほか、同社のオンラインショップでも取り扱っています。

UCHU wagashi「りすとどんぐり mini」
購入場所:UCHU wagashi ジェイアール京都伊勢丹店(ジェイアール京都伊勢丹地下1階)
公式サイト:UCHU wagashi

nikiniki「オンブル」

京都土産の定番と言えば、シナモンが香る「八ッ橋」や「生八ッ橋」。300年以上の歴史がある「聖護院八ッ橋」が手掛ける新しい八ッ橋ブランドが「nikiniki(ニキニキ)」です。

  • nikiniki「オンブル」(1,080円)

八ッ橋とシナモンの専門店「nikiniki」では、生八ッ橋をアレンジした「カレ・ド・カネール」や可愛らしいモチーフの「季節の生菓子」を販売しているほか、シナモンのお菓子もずらり。

なかでも「オンブル」(1,080円)は、薄く焼いた八ッ橋を、季節ごとに様々な形に切り抜いた一品です。秋に訪れた時は、もみじやイチョウといった紅葉のモチーフが並んでいました。

実はこの「オンブル」、聖護院八ッ橋総本店で古くから特別な時に作っていたお茶会用の干菓子を、nikinikiのために作り直した歴史ある商品でもあるそう。

薄くてパリパリとした八ッ橋は、まるで本物の紅葉を食べているような気分に。香り高いシナモンも秋らしい気分になれるおやつです。

購入は、京都駅八条口1階・京都おもてなし小路内の「nikiniki a la gare(ニキニキ ア・ラ・ギャール)」と「nikiniki」(京都市下京区四条西木屋町北西角)で取り扱っています。

nikiniki「オンブル」
購入場所:nikiniki a la gare(京都駅八条口1F 京都おもてなし小路内)
公式サイト:nikiniki produced by shogoin yatsuhashi


今回紹介したおみやげ以外にも、京都には秋限定のおみやげが多数並んでいます。どれも今だけのフレーバーやパッケージのものばかり。紅葉を楽しみながら、ぜひお気に入りのおみやげを見つけてみてくださいね。