アイドルグループ・SixTONESのジェシーが主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『最初はパー』(23:20~※一部地域除く)第4話がきょう18日に放送される。放送に先立ち、お笑い芸人らが今作の感想やキャスト陣への応援コメントを寄せた。

  • 左からジェシー、市川猿之助=テレビ朝日提供

秋元康氏が企画・原作・脚本を手掛け、佐久間宣行氏が総合監修を務める今作は、お笑い養成所で巻き起こる悲喜こもごもを描く物語。ひょんなことからお笑い養成所に入学した、何をやっても中途半端な政治家の息子・利根川豪太(ジェシー)が、コワモテの生徒・澤村銀平(市川猿之助)や雨宮すみれ(賀喜遥香〈乃木坂46〉)、鬼講師・相田忠則(小籔千豊)らと出会い、時にぶつかり、時に励まし合いながら、プロの芸人を目指して奮闘する。

先週放送された第3話では、澤村が豪太にステージ4のがんだと涙の告白。第4話では、「たったひとりの相方を守る」と決意した豪太が澤村に付き添って病院へ。澤村も恐怖心を押し殺して治療を受け、「絶対、豪太と一緒にテレビに出る!」と誓う。その一方、養成所の生徒たちも人生の岐路に立たされていた。このまま芸人を目指していて本当に大丈夫なのかという先の見えない不安や、夢を追うことでこじれてしまった人間関係に複雑な思いを抱え始めた生徒たち。そのとき、鬼講師・相田は……?

生徒たちの葛藤や不安が赤裸々に描かれる第4話放送に先立ち、同じ道を通ってきたであろうプロの芸人たち、小堺一機、藤本敏史(FUJIWARA)、塙宣之(ナイツ)が当時の思いや今作の感想、キャスト陣への応援コメントを寄せた。

■小堺一機

嘘みたいなエピソードだと思うでしょう? それがそうでもないんです。あっこれあり、これあの事? 中にいる人は結構ドキドキです! 売れるかどうかは運! これ大正解ですよ! 笑いはシリアス!

■藤本敏史(FUJIWARA)

FUJIWARA藤本です!『最初はパー』、むっちゃ夢中になって見ています! 昔を思い出して、「原西と最初のネタ見せした時スベッたなぁ」とか、小籔が演じている相田みたいな「売れんのは一握りや!」みたいにかましてくる先生いたなぁとか、感情移入してもうて……で、自分と豪太を重ねて……と思うと急に目が覚めます。ジェシーくんがかわいかっこよすぎて、NSC時代の俺と全然ちゃうやん!! お笑いだけの話なのかなと思ったら澤村の病気とか、いろんな葛藤のある人間ドラマにも引き込まれていって、とにかく今、目が離せないドラマです。本当に相田の言う通り、売れるのは運です。でも、みんな努力してて、その上で運を掴めるのが一握り。豪太の姿は、芸人だけじゃなくて夢を追いかける人たちに勇気をくれると思います!!(俺やったら、政治家の実家継ぐけど……)

■塙宣之(ナイツ)

毎週楽しみなドラマです。お笑い養成所って世の中のどの縮図にも当てはまらない不条理な世界で、そこで葛藤している人間関係を素晴らしく描けていますよね。個人的には権力と相反するのが笑いだと思うので、ジェシーには親父に負けず漫才道を極めて欲しいです。