クロス・マーケティングは11月9日、「手帳に関する調査(2022年)」の結果を公開した。スマホアプリで予定管理する人も多くなっている中で、紙の手帳はどのように使われているのか。使っている紙の手帳タイプやデジタルツールとの併用状況、紙の手帳の使い方などを調査した。

使っている手帳の種類を聞いたところ、紙の手帳を使用している人は42.5%と半数に満たなかった。また、使っている手帳は「月間マンスリータイプ」が22.4%で最も多く、「手帳以外のノートやメモ帳」「週間レフトタイプ」が続いた。

紙の手帳を使っている人のうち、紙の手帳のみ使用は50.4%、デジタルツール併用は49.6%と二分。特に若年層ほどデジタル併用者が多かった。

紙の手帳の使い方を聞いたところ、8割が「自分のスケジュール管理」として紙の手帳を利用していた。紙の手帳のみ利用者は、次いで「ちょっとしたメモなど、とにかく何でも書く」 「家族の予スケジュール管理」 など。一方、デジタルツール併用者は、「仕事のメモとして」「ToDoリストの管理」「家族の予スケジュール管理」など。

紙の手帳を選ぶときのこだわりとして、「1月始まり」の紙の手帳を選ぶ人は43.2%と最多。次いで「かさばらないサイズのものを選ぶ」「祝日や祭日が書かれている」があがった。

併用者のデジタルツールの使い方については、「自分のスケジュール管理」がトップで、 あえて紙の手帳を使うこだわりとしては、「書いた方が記憶に残る」「書いた方が頭が整理される」「デジタルは味気ない」などがあがった。

調査はクロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」を使用したインターネットリサーチにより、全国20歳~69歳の男女を対象に行われた。期間は11月4日~6日、有効回答数は1,100サンプル。