大阪モノレールは、同社の車両2000系1編成(2014編成)にラッピングを施し、「EXPO TRAIN 2025 大阪モノレール号」として11月7日から運行開始した。当面の運行ダイヤも公開され、11月は一部の日を除き、彩都線および本線で運行を予定している。

  • 大阪モノレール2000系(2014編成)のラッピング列車「EXPO TRAIN 2025 大阪モノレール号」

「EXPO TRAIN 2025 大阪モノレール号」は、2025年大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を沿線の人々や世界中の人々に向けて発信すべく、万博のブランディングを推進するデザインシステムにもとづき、白地に赤色・青色など使用したラッピングを車体に施した。

運行初日の11月7日、万博記念公園駅で出発式が開催され、大阪府知事の吉村洋文氏らが出席したほか、万博の公式キャラクター「ミャクミャク」も登場。「EXPO TRAIN 2025 大阪モノレール号」のイメージソング「We are」も披露された。イメージソングビデオも制作され、大阪モノレールのYouTube公式チャンネルで公開中。SNSを通して国内外へ発信し、万博が持つ「ワクワク・ドキドキ感」をいち早く、多くの人に届けていくという。

  • 彩都線で折返し運転を行う「EXPO TRAIN 2025 大阪モノレール号」。万博記念公園駅から「太陽の塔」も眺められる

出発式が開催された万博記念公園駅は、1970年大阪万博の開催地に立地しており、その象徴である「太陽の塔」と「EXPO TRAIN 2025 大阪モノレール号」の走る姿を見ることもできる。2025年大阪・関西万博のシンボルとなるような列車をめざし、「EXPO TRAIN 2025 大阪モノレール号」はこれから3年間にわたって運行予定とされている。