小田急電鉄は、今月で定期運行を終了するいすみ鉄道キハ28形の撮影などができるバスツアー「GSEカラーバスで行く いすみ鉄道&ポッポの丘見学・撮影ツアー」を2022年12月11日と2023年1月15日に実施すると発表した。

  • いすみ鉄道キハ28形気動車

このツアーは、過去のツアー参加者から寄せられた「電車で行きにくい鉄道関連施設を訪れるツアーを企画してほしい」との要望を受けて企画された。普段は高速路線バスで運行するGSEカラーバスを初めて貸切バスツアーに利用し、いすみ鉄道の車庫や「ポッポの丘」、房総中央鉄道館を巡る。

このうち、いすみ鉄道大多喜駅の車庫では、11月27日に定期運行を終了するキハ28形を至近距離から撮影でき、車外からの見学もできる。鉄道車両を多数展示している「ポッポの丘」では、24系客車の車掌室のマイクを使用した車内アナウンス体験を小学生限定で行う。先代の大山ケーブルカー「たんざわ号」や、引退した鉄道車両の見学と写真撮影もできる。

懐かしい駅名標や行先方向板など約1,000点を展示する房総中央鉄道館では、千葉県最大級のジオラマや鉄道文化を後世に伝える資料を見学できる。

  • 小田急電鉄「GSEカラーバス」

12月11日・1月15日ともに、新宿駅西口「新宿西口ハルク」前に8時30分集合・19時頃解散の予定。旅行代金は大人1万5,800円・こども1万5,300円。「忠勝弁当」の昼食が付くほか、土産として「ポッポの丘」オリジナルグッズとキハ28形グッズがもらえる。募集人数は30人。「小田急旅の予約サイト」で受付開始している。