野村不動産とJR東日本は、共同で推進している「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」について、10月28日付で東京都知事から権利変換計画の認可を受けたと発表した。12月に着工し、2027年6月の竣工をめざす。

  • 再開発建物の完成イメージ

  • 再開発実施地区の位置図

「板橋駅板橋口地区第一種市街地再開発事業」は、JR東日本管内の駅で初という駅コンコースに直結した住宅を含む複合開発となる。地下3階・地上34階建てのビルを建設し、住宅・商業施設・公益施設の多様な機能が集積した駅前拠点を形成する。

低層部は商業施設を配置し、駅利用者や周辺住民の生活利便性向上を図る。中高層部は都市型タワーマンションとして、388戸の共同住宅を配置。子育て支援施設や公益施設も整備し、交流やにぎわいの創出をめざす。