セクハラ、パワハラ、モラハラ…様々なハラスメントがありますが、ちょっと嬉しくなっちゃうハラスメントがあります。それはネコハラ! 猫ちゃん好きにはたまらないネコハラコワーキングスペース「necohara」がオープンしました! でも猫カフェとどう違うの?

ネコハラを体験できるコワーキングスペース、coworking space necoharaをオープンしました。なぜ猫カフェにしなかったかというと、猫カフェは人間のための施設なんだけど、ネコハラは猫のための施設にしたかったから。ネコハラを受けたくて来店するなんて酔狂な人は芯から猫好きに決まってますから。

  • (Twitter 農業姉妹@tfy0411 より引用)

猫カフェの猫たちの役割は人を癒すこと。ネコハラコワーキングスペースでは猫は役割を担っていません。猫が住む空間に人がお邪魔して、猫に邪魔されながらお仕事するのがネコハラコワーキングスペースです。一見すると似たような空間に思えるかもしれませんが、発想が逆なのです。デスクの上でゆったりくつろぐ猫たちの様子に、多くの猫好きフォロワーたちはたまらずリプライしました。

「ネコハラ……。ああああいいなあ」「猫がいる職場最高やな」「なんてサービスの良い施設なんだっ!! 」「これはいい!!! なんで今までなかったんだろう」「まさかネコハラを受けられる場所があるなんて…」「あ、ネコハラじゃなくてネコパラだったのか・・・」などなど。投稿者であり、「necohara」のオーナーである 農業姉妹さんにお話を伺いました。

■オーナーさんに聞く

……このコワーキングスペースはいつ、どこでオープンしたのでしょうか。

2022年10月11日に鹿児島県指宿市にオープンしました。

……ネコハラをコンセプトにコワーキングスペースを作った目的は?

施設の目的はいくつかあります。保護猫たちの住む場所として、保護猫たちが生活費を稼ぐ場所として、保護猫たちが人と触れ合って里親さんにつながるための場所として。ベースにあるのは、「猫のための場所である」という考え方です。人間のコワーキングスペースとしての利用は、言ってしまえば二の次で、猫の生活空間の中に、人間の利用スペースを少し設けることで、そこを利用したいお客様に、少しでもお金を落としてもらおうという程度です。猫たちは気ままに暮らす、人間が勝手に楽しんでお金を落とす、猫たちは暮らしているだけで生活費を稼ぐことができる、そんな場を猫と人間に提供することが目的です。

……実際にオープンしてみてお客さんの反応は? 猫たちの反応は?

ご来店されるお客様は猫カフェに行った経験のある方も多く、まずうちの猫たちが自ら寄ってくることに驚かれます。すべての猫カフェがそうだとは言いませんが、多くの猫カフェは基本的に人間が楽しむことを主眼に置いています。そのため、猫の気持ちよりも人の都合が優先されてしまうことがどうしてもあり、猫に無理を強いることがあった結果、猫たちは人と接することを好まなくなってしまいます。necoharaでは、極力猫の気持ちを尊重するため、猫たちが人と接することを嫌がらず、気が向いたら自ら接客を始めます。猫は撫でられて気持ちよく、お客様は触れ合って癒されて、相互に満足しているように見えます。仕事帰りに寄って、猫を撫でて癒されて帰られるお客様も多いです。

……やってみて意外だったことは?

当初、想定していた主な客層は、猫が好きだけど都合があって飼えない人だったんですが、実際にオープンしてみたら、意外にも8割くらいのお客様が自宅でも猫を飼われている方でした。飼っている猫も可愛いけどヨソの猫はヨソの猫で可愛い、と皆さん口を揃えられます。そういう意味では、芯からの猫好きに来てほしい、という目的は達成されているんだろうなと思います。

……改めてやって良かったことなどありますか。

保護猫の中でも成猫(大人の猫)はなかなか里親が見つからない傾向にあります。譲渡会などに出ても、成猫は環境の変化に敏感で、慣れない場所だと威嚇したり、おびえて隠れたままだったりします。 necoharaのように、日頃暮らしている空間で会うことで、いつもの懐っこさをアピールしてほしいという思いもあるのですが、まさにそのケースで、成猫の譲渡が決まった時はとても嬉しかったです。necoharaを作って良かったと思いました。

▼ネコハラを体験できるコワーキングスペース、coworking space necoharaをオープンしました。なぜ猫カフェにしなかったかというと、猫カフェは人間のための施設なんだけど、ネコハラは猫のための施設にしたかったから。ネコハラを受けたくて来店するなんて酔狂な人は芯から猫好きに決まってますから。