リクルートが発行するクーポンマガジン「HOT PEPPER」が、「2022年の流行グルメ」に関するアンケートの結果を発表した。

  • 「2022年に流行ったと思うグルメ」TOP10

「2022年に流行ったと思うグルメ」の1位は、昨年に続き「マリトッツォ」。2位が「カヌレ」、3位「オートミール」、4位「乳酸菌飲料」、5位「プロテイン」と続いた。

コロナ禍の健康意識の高まりにより、「低糖質・高タンパク質」「体の調子を整える」をうたうものが多くランクイン。「オートミール」や「乳酸菌飲料」などは昔からあるが、今年あらためて健康文脈で注目を集めた。

いっぽう、ハイカロリーグルメも上位に入るなど、「時には羽目を外して好きなものを食べたい」という「チートデイ」の考えが表れたものも多い傾向だった。

「チートデイ」は「好きなものを自由に食べて良い日」のことで、ダイエット中に設けることで効率を上げることができるといわれており、調査では「実践している」は22.6%とまだ少ないものの、「知っている」は62.1%だった。

健康に良いとされているものと、ハイカロリーなものの両方が多く入った今回のランキングから、自制と欲望のはざまで揺れる人たちのリアルな姿が浮かび上がってきた格好だ。

アンケートは9月30日~10月1日、全国の20・30代男女2,075人を対象にインターネットで実施された。