インタツアーは10月31日、「Uターン・Iターン就活志望状況調査」の結果を発表した。調査は7月11日〜18日、23卒〜26卒大学生1万3,724人を対象に行われたもの。

  • 就職先として地方企業への就職を考えていますか?

地方企業への就職を考えているか尋ねたところ、第一志望としている学生は14.5%、第一希望ではないが就職先の候補として検討している学生は38.2%となり、合わせて52.7%が何らかの形で考えていることが分かった。一方で、47.3%は「地方企業への就職は考えていない」と回答している。

地方企業への就職を検討している層に、「Uターン」「Iターン」「地元就職」の選択肢で希望を尋ねてみた。すると、「Uターン、Iターンのどちらも視野に入れている」が42.0%で最も多い結果に。「Uターンを希望している」は20.6%、「Iターンを希望している」は16.0%となっている。

  • 出身地、大学について、自分に当てはまるものを選んでください

また、出身地域の大学に進学し、出身地域の企業に就職する「地元就職」を希望している学生は21.4%。地方就職の希望としては、出身地での就職を希望する学生が合計で84.0%にのぼる一方、出身地以外の地方就職を選択肢として考える学生が58.0%となっている。

Uターンまたは地元での就活を希望する学生に、その理由・魅力について聞いてみたところ、「住み慣れた土地で働きたい」が60.4%で最も多く、次いで「実家から通勤したい」が33.7%、「友人が多い」が25.5%で続いた。

  • Uターンまたは地元での就職を希望する理由は何ですか?どこに魅力を感じていますか?

Iターンを希望する学生にその理由・魅力を尋ねると、「地方の住みやすさなど、暮らしに興味がある・魅力を感じる」が51.3%で最多に。以下、「実家を出て自立したい」(48.0%)、「都会にしか住んだことがないため、地方に住んでみたい」(26.9%)が続いた。

  • Iターンを希望する理由は何ですか?どこに魅力を感じていますか?