Visionalは10月31日、「副業・兼業に対する意欲に関するアンケート」の結果を発表した。調査は9月26日~10月2日、年収750万円以上のビズリーチ会員489名を対象にインターネットで行われた。

  • 現在の副業・兼業の実施状況

    現在の副業・兼業の実施状況

現在の副業・兼業の実施状況を尋ねたところ、「現在行っている」は17.6%、また、「今後副業・兼業を始めたい」が58.9%という結果に。

さらに、43.5%が「直近1年で副業・兼業への興味・関心が高くなった」と回答しており、副業・兼業を考えるビジネスパーソンが急激に増加しているよう。フリーコメントには、「現職の将来に不安があるため」「社会情勢の不安定化、経済環境の激変への対応」「本業の収入の頭打ち」「現在の業務だけでは自身が成長できないと感じたため」といった声があがった。

  • 副業・兼業をしたい理由

    副業・兼業をしたい理由

続いて、副業・兼業を行っている、または始めたい理由を聞いたところ、「新たな経験やスキルを得て、仕事の幅を広げたいから」(38.7%)、「自身のこれまでの経験やスキルを試してみたいから」(37.2%)「企業に依存しないキャリアを築きたいから」(32.9%)が上位に。

また、副業・兼業における「仕事内容」と「報酬」の関係について考えを聞くと、「仕事内容も報酬も同程度重要」が最も多く48.4%。一方で、「報酬よりも仕事内容を重視」が42.2%となり、「仕事内容よりも報酬を重視」(9.4%)は1割に満たなかった。