きょう30日の日本テレビ系バラエティ番組『行列のできる相談所』(毎週日曜21:00~)では、フワちゃんのプロレスデビューに独占密着した模様が放送される。

  • ドロップキックを決めるフワちゃん=日本テレビ提供

プロレス初心者のフワちゃんは、華やかな試合演出と激しい試合内容でファンを魅了する人気女子プロレス団体・STARDOM協力のもと、5カ月の猛特訓。

もともと運動神経が良く体力にも自信があるフワちゃんだが、想像以上のプロの練習量にはついていくのがやっと。全身はアザだらけだ。さらに、人を殴ったり蹴ったりすることへの苦手意識があり、思ったように技が決まらない。

10月23日にアリーナ立川立飛で行われたデビュー戦は、2対2のスペシャルタッグマッチ。フワちゃんとパートナーを組んだのは、5カ月間指導をし続けてきた師匠・葉月選手。対戦相手は、女子高生レスラー・妃南(ひな)選手と、ワンダー・オブ・スターダム王者・上谷沙弥選手だ。

試合解説席には、プロレスファン歴約40年のくりぃむしちゅー・有田哲平が参加。フワちゃんの全力のエルボー連打に対して「角度がしっかりしてる。ちゃんと意地でぶつかっている」と絶賛。また、ドロップキックやブレーンバスター、卍固めなど、技の完成度の高さに会場のプロレスファンからは何度もどよめきが起き、「賛否両論があったお客さんを味方につけている」と評価する。

当日は収録スタジオとも中継を繋ぎ、ゲストの武藤敬司、古坂大魔王、日テレ系「カラダWEEK」サポーターの白石麻衣&錦鯉らがリアルタイムで応援。武藤は試合後、「マネージャーとしてアメリカに売り込みたい、彼女は英語もできるから、今後の努力次第でWWEでも活躍する可能性がある」と太鼓判を押す。

いつもの明るいキャラを封印した闘志あふれるリング上のフワちゃんの姿に、スタジオ出演者一同、感極まる場面も。

試合直後のマイクパフォーマンスで、フワちゃんは「一番最初に思ったことは“楽しかった”、プロレス大好きです」とコメント。試合翌日、自身のTwitterに投稿したダイジェスト動画は3日間で441万回再生を記録し、注目度の高さを裏付けた。

デビュー戦発表から賛否両論を巻き起こしたフワちゃんの挑戦。プロレスと真摯(しんし)に向き合い続けたフワちゃんの姿に注目だ。