ロイヤリティ マーケティングは10月26日、「第55回 Ponta消費意識調査」の結果を発表した。調査は9月27日~29日、「Pontaリサーチ」会員3,000名(性年代均等割付)を対象にインターネットで行われた。

  • 冬のボーナスの使い道

    冬のボーナスの使い道

冬のボーナスの使い道を教えてもらったところ、9年連続で「貯金・預金」(37.3%)がダントツの1位に。次いで、「旅行(宿泊を伴うもの)」(7.0%)、「食品(ふだん食べるもの)」(5.6%)と続き、「食品」は過去最高を記録した。

  • 物価上昇によるボーナスの使い道の変化

    物価上昇によるボーナスの使い道の変化

続いて、「最近の物価上昇を受け、今年の冬のボーナスの使い道に変化はありますか?」と聞いたところ、57.9%が「ある」と回答。その割合は年代が低くなるほど高く、60代以上(41.2%)では4割台だったが、20代では66.6%と7割近くに達した。

具体的な変化としては、「貯金額を増やす」が最多の35.2%。次いで「生活費に充てる金額を増やす」(24.0%)、「投資額を増やす」(9.6%)と続き、年代別にみると、「貯金額を増やす」は若い年代ほど高く、20代で45.1%に。また、20~40代は、50~60代以上と比べて「投資額を増やす」が高い傾向に。

また、冬のボーナスの支給額に対して、どの程度貯金・預金したいかを教えてもらったところ、「25%~50%未満」が29.5%、「50%〜75%未満」が24.8%、「75%以上」が28.9%と回答が割れた。