――今回がゴールデン・プライム帯連続ドラマで初レギュラーということですが、ご自身ではどう受け止めていますか?

やっぱりこの時間になるとリアルタイムで見る方も多いし、若い学生の方たちも見られる時間帯なので、そこで自分よりも年下の方に覚えてもらいたいというのがありますね。時間帯でやる気が変わるということはないんですけど、連ドラは撮影しながら放送が進むので、「この間撮ったシーンがもう放送されてる!」という緊張感みたいなものがあります。

――反響はいかがですか?

家族がすごく喜んでくれて、放送前にはグループLINEで「もうすぐだね」って送ってくれたりしてました。家族や友達のリアクションで頑張れるところもありますし、お母さんはこの時間のドラマにレギュラーで出るっていうだけでも大喜びしてくれて、親孝行の一つになればいいなと思います。

■体の弱かった幼少時代…小児科で「手伝ってあげたい」

――毎話研修先が変わっていくストーリーですが、ご自身が実際に研修医だったら行ってみたい科はどこですか?

子どもが好きなので、麻友ちゃんと一緒で小児科ですね。私、小さい頃から体が弱くて、幼稚園とか小学校とか、ほぼ休んでいたり入院してたりということが多かったので、そういう経験をしていると体が小さい子は自分で何かをすることができないのが分かるから、手伝ってあげたいと思うんです。

――忙しくされている今の姿から、体が弱かったというのは意外です。

扁桃腺が腫れやすくて、アレルギーも多くて、胃腸も弱くて、乃木坂時代も、体調を崩して結構ライブを欠席したり、握手会に出られなかったりして、仕事にめちゃくちゃ影響が出ていたんです。最近までずっと体が弱かったんですけど、自分で体質改善をして、少しずつ良くなってきました。

――具体的にどんなことをして改善されたのですか?

もともと家族が心配して「こういうときはこういうのを食べなさい」とアドバイスをくれていたんですが、「私は食べたいもの食べたいし、冷たいもの飲みたい」みたいな感じでいたんです。でも、体重がめっちゃ減っちゃったときがあって、去年は周りがコロナで騒いでるときに1カ月に1回扁桃腺炎になるというしんどさもあって。このままだといよいよ寿命が…と思うくらいになったので(笑)、気をつけないといけないと思い、漢方を処方したり、自分の体質に合わせたハーブティーを飲んだり、食材も気にしたりして、生活習慣をちゃんと見直したんです。そしたら、安定するようになってきましたね。

――そうすると幼い頃からお医者さんは身近な存在だったんですね。

病院には本当によく行ってたので、「あ、またこの子来た」みたいな感じだったと思います。だから、点滴とか注射とかも全く怖くないです。

――そのお医者さんを自分が演じることになるというのは、また不思議な気持ちでしょうか。

そうですね。それと、年齢的にもそういう歳になったんだなあと思いました。学生とかじゃなくて、医者を目指してる研修医ってもう大人ですからね。