TPCマーケティングリサーチは10月18日、WEBで行ったヤクルト1000/Y1000のユーザー分析調査結果(調査日は8月25日)を発表した。

  •  ヤクルト1000/Y1000の購入理由 

はじめに、20~70代の男女3万人に事前調査を行ったところ、ヤクルト1000/Y1000を「知っている人」は63.7%、「摂取したことがある人」は23.8%、「現在摂取している人」は10.0%となった。今回は上記の「現在摂取している人」の中から、1週間に1本以上の頻度で摂取している1,240人を抽出し、本調査を実施した。

調査の結果、ヤクルト1000/Y1000ユーザーは、健康に対する意識が非常に高く、一般の健康食品ユーザーよりも多くの健康食品を摂取していることがわかった。一方で、同ユーザーはナチュラル志向が強いことから、人工的なものは避ける傾向にあり、同じ健康食品でもサプリメントの摂取率は低い傾向もみられた。

ヤクルト1000/Y1000を知るきっかけとなった媒体としては、テレビCMが約6割で最も多く、テレビCMを見た人の約4割が「購入の意思決定につながった」と回答した。さらに、ヤクルト1000/Y1000の購入チャネルについては、宅配利用者(ヤクルト1000ユーザー)が約3割、非宅配利用者(Y1000ユーザー)が約7割となり、宅配利用者(ヤクルト1000ユーザー)のうちの約3割が、ヤクルト1000を購入するために新たにヤクルトの宅配を契約した新規ユーザーであった。

  •  「宅配利用者と非宅配利用者の割合」、「宅配における既存顧客と新規顧客の割合」 

ヤクルト1000/Y1000の3つのヘルスクレームについては、各ヘルスクレームへの期待度、自身の健康における重要度、ヤクルト1000/Y1000の購入理由などから、「睡眠の質向上」が最もユーザーが魅力を感じ、重視しているヘルスクレームであることがわかった。また、ヤクルト1000/Y1000の効果実感度は、「腸内環境の改善」で7割弱、「ストレス緩和」で5割強、「睡眠の質向上」で6割強となり、いずれのヘルスクレームにおいても半数以上の人が効果を実感している結果となった。

今後の継続意向としては、約8割が「(今後も積極的に/今と同じ程度)継続したい」としており、睡眠の悩みが深い人ほど継続意向は高くなる傾向がみられた。