東武鉄道は、創立125周年を記念し、ツアー限定の特別運転として、新藤原駅まで乗り入れる「SL大樹」を11月23日に運転すると発表した。鬼怒川温泉~新藤原間の営業運転は今回が初だという。

  • 「SL大樹」初という新藤原駅への営業運転は11月23日に行われる

当日、新藤原駅へ乗り入れる列車は「SL大樹5号」(下今市発新藤原行)と「SL大樹6号」(新藤原発下今市行)。下今市方から順に蒸気機関車・車掌車・客車3両(2号車は展望車)・ディーゼル機関車の編成で運転される。

乗車にあたり、東武トップツアーズが催行する「SL大樹 新藤原駅初乗り入れ記念日帰りツアー」への参加が必要。浅草~下今市間を「リバティ」(500系)で往復し、下今市駅から「SL大樹」に往復乗車する浅草駅発着プラン、下今市駅から「SL大樹」に往復乗車する下今市駅発着プランを用意する。ともに10月25日11時から東武トップツアーズのウェブサイトで申込み受付開始。東武鉄道公式ファンクラブ会員を対象に、10月17日11時から先行募集も行う。

募集人数は180人とされ、このうち50人が先行募集枠に。旅行代金は、浅草駅発着プランが大人1万1,000円・こども8,000円、下今市駅発着プランが大人7,000円・こども6,000円。ファンクラブ会員は浅草駅発着のみの募集となり、大人1万円となる。

なお、11月23日の特別運転に先立ち、11月16・17日に鬼怒川温泉~新藤原間で「SL大樹」の試運転を行う予定。「SL大樹5号」(下今市発鬼怒川温泉行)が鬼怒川温泉駅に到着した後、入換えを行わずに新藤原駅まで運転する。一般の乗車は不可とされている。