お笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也と柴田英嗣がこのほど、仙台放送・フジテレビ系バラエティ特番『さらばだ、人間たち ~AIからの挑戦状~』(23日16:00~)の収録後に取材に応じた。

  • アンタッチャブルの山崎弘也(左)と柴田英嗣

この番組は、「人間」と「AI」それぞれの現在位置を体感し、人間とAIの勝負を楽しみながら共存方法を模索するバラエティ。AIが伝説の元プロ野球選手の現役時代に苦手だった投手を割り出して完全再現するほか、味覚を数値化できるAIと一流料理人・茂出木浩司が対決。さらに、ベテラン漁師の操業日誌20年分を学習した最新漁業AIとベテラン漁師で、どちらが多くの魚を獲れるのかを競う。

収録を振り返り、柴田は「我々が今50(歳)手前ですけど、60~70になってくる未来が非常に楽しみですよね。年を取るって悲しい部分があるんですけど、この番組を見てると60~70になるのも楽しみだなと思いました。だからと言って早くなりたいわけじゃないんですけど(笑)」とコメント。

山崎は「本当にこれからどんどん便利になっていくんだろうなって思いました。『今日の収録どうでしたか?』っていうコメントも、今後はAIが考えてくれるようになるわけですから、どんどん芸人として助けられる部分が増えてくるんじゃないかと期待してます」と語る。

また、番組の見どころについて、柴田は「『さらばだ、人間たち』ってタイトルは、人間がいなくなっちゃうっていう意味で捉えてたんですけど、そうじゃなくて新しい人類がやってくる、新しい地球がAIと一緒にやってくるという意味だということをすごく感じたので、そのへんに注目していただきたいですよね」と予告。

山崎は「AIを通して人のすごさが分かるのがこの番組ですよね。夢を持った番組でございますから、こんなAIできたらいいなとか思いながら、見届けていただければ」と呼びかけながら、「できれば番組の主題歌もAI(アイ)さんにお願いできればね」と期待した。