コント日本一を決める『キングオブコント2022』(TBS系)で優勝したお笑いコンビ・ビスケットブラザーズ(きん、原田泰雅)が8日、放送直後に実施された優勝報告会見に出席。優勝直後にダウンタウンの浜田雅功にビンタされた原田は「神様に触っていただけた」と振り返った。
歴代最高の963点を叩き出してエントリー総数3018組の頂点に立った同コンビ。手応えを問われてきんは「皆さんのウケがすごかった」といい、原田も「差がどんなものかぜんぜんわからなかった」と率直な心境を吐露。
優勝を意識した瞬間をたずねられて原田は「2本目終わったあとも優勝だと思わなかった。袖に帰ってきたとき、大阪で一緒にずっとやっているロングコートさんとニッポンの社長さんが『良かった』と背中をポンと叩いてくれた」と明かし、きんも「それでちゃんとできてたんや、と思った。実感できたのは点数が出たとき」と答えた。
原田は、浜田にビンタされたシーンに言及。「お会いしたのは、2019年のキングオブコントから2回目。僕トロフィーもってて、パーン! とビンタされた。けっこう脳が揺れた。『これ、浜田さんもってくださいよ』と思った」と心境を吐露。「浜田さん、そのあと全員にやっていっていた。めっちゃ怖かった。あんな人っているんですね……」と戦々恐々に。
とはいえ、きんが「どついてもらえるなんて一番うれしい」というと、原田は「神様に触っていただけた」とニッコリ。きんは「僕はビンタされた原田の汗を浴びた。僕もしばかれたい」とうらやましがった。
TBSでは昨年に引き続き、ダウンタウンが総合MCを務める『お笑いの日2022』(8日14:00~21:54)を8時間にわたって生放送。そのフィナーレとして『キングオブコント2022』が放送された。
決勝では、いぬ、かが屋、クロコップ、コットン、ニッポンの社長、ネルソンズ、ビスケットブラザーズ、や団、ロングコートダディ、即席ユニット初の決勝進出を果たした最高の人間の10組がネタを披露。うち、上位3組のビスケットブラザーズ、や団、コットンがファイナルステージに進出し、ビスケットブラザーズが3組中トップとなる総合得点963点を叩き出した。
『キングオブコント2022』決勝結果
※ネタ披露順。コンビ名後の()は決勝進出回数
【ファーストステージ】
1. クロコップ(1) 460点
2. ネルソンズ(2) 466点
3. かが屋(2) 463点
4. いぬ(1) 459点
5. ロングコートダディ(2) 461点
6. や団(1) 470点
7. コットン(1) 470点
8. ビスケットブラザーズ(2) 481点
9. ニッポンの社長(3) 455点
10. 最高の人間(1/即席ユニット) 462点
【ファイナルステージ】
1. や団 473点[合計943点/最終順位3位]
2. コットン 474点[合計944点/最終順位2位]
3. ビスケットブラザーズ 482点[合計963点/最終順位1位]