NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のトウ役で話題の女優・山本千尋が、Netflixシリーズ『今際の国のアリス』シーズン2(2022年12月 全世界独占配信)に出演するこいとが8日、発表された。

  • 山本千尋

2020年に配信されたシーズン1が世界的な大ヒットとなっている『今際の国のアリス』の続編。元の世界に帰るために“今際の国”の謎を追いかけるアリス(山崎賢人)とウサギ(土屋太鳳)が黒幕と出会い、前作を上回る難易度の“げぇむ”に挑んでいく。

山本は「絵札のカード」スペードのクイーンであるリサ役を演じる。リサは、ドラマオリジナルの体力勝負の肉体型の“げぇむ”「ちぇっくめいと」で洗練された美貌を持ちながら、身体能力が高い強敵でアリスとウサギを追い詰めていく。

『今際の国のアリス』はシーズン1から、随所で繰り広げられるアクションも見所のひとつ。山本は、アクションを得意とし、ベストアクション女優賞を受賞した経歴を持つ。今回の“げぇむ”はドラマオリジナルで体力勝負の肉体型、激しい戦いが予想される。数々の作品で圧倒的なアクションシーンをこなしてきた山本の動きにも注目だ。

山本がコメントを寄せた。

【アリス出演が決まった際の率直な感想】
必ずまたご一緒させて頂きたいと願っておりました「キングダム2 遙かなる大地へ」の佐藤信介監督、そして念願の下村勇ニアクション監督とご一緒させて頂ける喜びは、やっとこの目標が叶ったと感謝してもしきれない瞬間でした。シーズン1から世界観に引き込まれ、まさに寝不足一気見をした作品でしたので、今回その一部として携わらせて頂けることに非常に楽しみでなりませんでした。

【役の印象】
リサはこの世界に生き甲斐を感じ、自由奔放に"げぇむ"楽しんでいるゲームマスターです。知的で孤高で洗練された無駄のない技術を持ち、心に剣を持つような生き方はまさに"スペードのクイーン"。自分史上最もヒールな役に挑戦させて頂けたように思います。佐藤監督が“今際の国”の世界に、さらに人間の残酷さとその中に光る美しさを注ぎ込んで下さったのでシーズン1から、よりパワーアップした"げぇむ"をお届け出来たらと思います。

【撮影の様子】
“げぇむ”「ちぇっくめいと」はアクション部の皆様の決死の覚悟と努力あっての回です。身を削って支えて下さるアクション部さんの想いにどれだけ私は応えられるか、求められるベストなパフォーマンスが出来るかと取り組ませて頂きました。昼夜逆転、騒音、高所と中々スリリングな現場でしたが、過酷な中だからこそ一致団結して生まれるチームワークがあり、そんな貴重な経験をさせて頂けた事、共に高め合えるチームの皆様に出会えた事に改めて感謝しております。

【視聴者へのメッセージ】
約半年の期間に渡り、アクション部の皆様、土屋太鳳さんとパルクール・肉弾戦に特化したトレーニングをしてきました。シーズン2のオリジナルの“げぇむ”となっておりますが、原作ファンの方やシーズン1からご覧になられている方、そして世界配信という有難い環境の中、世界共通で魅せられる"アクション"と言うジャンルでお届け出来る事に感謝と自信を持って、ドラマでしか観られない"げぇむ"を是非楽しんで頂きたいです。

(C)麻生羽呂・小学館/ROBOT