俳優の伊武雅刀が、15日に放送される日本テレビ系ドラマ『祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録』(毎週土曜22:00~)の第2話にゲスト出演する。

  • 玉森裕太(左)と伊武雅刀=日本テレビ提供

第2話の舞台は、冴木真也(椎名桔平)が指導医を務める外科。伊武演じる近藤玄三は胃がんと診断された老齢の患者だ。冴木が「腹部を切ることなく内視鏡を使った粘膜切除だけで完治する」と告げると、同席する娘・幸子と孫・真緒は安堵し、再来週には80歳になる近藤も「先生方に任せておけば大丈夫だ」と内視鏡手術に前向きな姿勢を見せる。

しかし、翌日に態度が一変。思い詰めた表情で「手術をやめる」「俺はがんじゃない」と言い出して…という役どころとなっている。

■伊武雅刀コメント
ガンを宣告された老人がいる。娘と孫娘との三人暮らし。
老人の望みはただひとつ。娘が女手ひとつで育ててきた孫を大学に行かせてやりたい。
そんな中でのガンの宣告。家族に迷惑をかけ、好き勝手に生きてきた老人にとって、家族のために遺したいものがあった。しかし、そう簡単に事は運ばなかった。
物語は舞台となる病院の中で、人間の死というものを巡って展開していきます。
最後にひと言「人間はひとりでは生きていけない」
先生、ありがとうございました。