良品計画は10月6日、秋冬向けの機能性インナーをリニューアルし、吸湿発熱性が向上した「あったか綿」を使ったインナーシリーズを発売すると発表した。無印良品ネットストアでの発売は同日から、店舗では11日から発売する。価格は790円~1,990円。

あたたかさや着用シーンで選べる3タイプを展開

  • 「あったか綿」インナーシリーズ

同シリーズは、綿に特殊な技術を施すことで、身体から発散された蒸気を熱に転換する「吸湿発熱性」が向上。綿そのものの機能を高めているため、繰り返し洗濯をしてもあたたかさが持続するという。

また、綿は肌の油分を過剰に吸収することがないため、肌の乾燥を抑えることができるほか、帯電しにくく、ウール素材のニット製品などを重ね着しても静電気が起きにくくなっている。さらに、綿は生分解性であるため、環境にもやさしい商品とのこと。

ラインナップは、あたたかさや着用シーンで選べるよう、「あったか綿 厚手」「あったか綿 ウール」「あったか綿」(9月発売)の3タイプを展開。

  • 「あったか綿」インナーシリーズ

「あったか綿 厚手」は、1枚でTシャツとしても着用できるやや厚めの商品。晩秋から初冬の寒い時季にもカーディガンやニットのインナーとして着用できる。

「あったか綿 ウール」は、ウールを綿で包んだ糸を使用することで暖かさがアップ。首回りや袖の仕様をTシャツらしく仕立てているため、アウターとしてもインナーとしても着用でき、本格的な冬の時季や野外での活動時に適している。

「あったか綿」は、薄手で滑りがよい素材で綿とブナを原料にしたモダールを混合。アウターにひびきにくく、秋口や春先の肌寒い時季におすすめという。また、モダールはシルクのような滑らかさに加え、優れた吸放湿性と高い発熱効果も備えている。