JR東日本商事と九州鉄道機器製造は5日、JR品川駅構内横須賀線ホームで実際に使用された分岐器レールを使った鉄道開業150年の記念商品「横須賀線レールブックエンド」(JR東日本商品化許諾済)を10月6日10時から限定100点の受注生産で販売すると発表した。

  • 鉄道開業150年を記念し、「横須賀線レールブックエンド」を限定販売

この商品は、品川駅の横須賀線下りホームで今年5月まで実際に敷設されたレールから製造。重量があるため、大型時刻表もしっかりと立てることができる。

製造にあたり、品川駅付近のレール保管場所からユニック車と4トントラックを使い、加工・製造場所となる軌道材料のメーカー、九州鉄道機器製造(北九州市)へ搬出された。ブックエンドの材料として使われるレールは、通常のレールと分岐器専用のSレールの2種類あり、錆を落として切断し、やすりを掛け、コーティングを施すことで、きれいな色と艶のあるブックエンドに生まれ変わった。

  • パッケージデザイン

  • レール搬出の様子

  • 通常のレールと分岐器専用のSレールの2種類から製造

10月6日10時から「TRAINIART TOKYO グランスタ店」「TRAINIART アトレ吉祥寺店」「ミュージアムショップ TRAINIART 鉄道博物館店」、ECショップの「TRAINIART JRE MALL店」で申込みを受け付ける。価格は4万円(送料込)。受注から約1カ月半後の発送を予定している。