元サッカー日本代表の播戸竜二氏が4日、YouTubeチャンネル『播戸竜二のおばんざい屋』にて、FC町田ゼルビアの太田宏介をゲストに迎え対談を行った動画を公開した。

  • 太田宏介、播戸竜二氏

FC町田ゼルビアの練習場をバックに対談は始まり、チャンネル内でお馴染みの挨拶「おばんざい」を声高らかに発する太田。動画冒頭から「いや~念願の!」と今回の対談を待ち望んでいたハイテンションな様子が見られる。

そして、日本サッカー界でいうと“黄金世代”に当たるという播戸に対し、太田はその下の世代の“調子乗り世代”に当たると言い、世代ならではの特色の話に。「黄金世代をちょっと意識したりとか?」と播戸氏が尋ねると、太田は「めちゃくちゃしてました。やっぱり憧れていましたし。ただ自分たちはあそこにはいけないから独自のカラーでということで、色んなゴール後のパフォーマンスを皆で考えてやっていました」と赤裸々な思いを語った。

続いて、U-12の監督を経験した播戸氏から「小っちゃい頃、どんな感じの練習をやっていたかとかどういうことを考えてやっていたとかある?」と質問する。

それに対し、太田は「僕が家の前で壁打ちでキックの練習をしているときに、たまたまテレビで名波浩さんが座りながらリフティングを何回できるかという企画をしていて」と述懐。「名波さんは左足はずっとできていたんだけど右足はすぐに落としちゃって。だけどそれに対して、『左足をスペシャルにするんです、右足はもう練習しなくていい』って答えていて。当時、コーチには『右足も練習しろ』って言われていたんですけど、まずは左足をスペシャルにするっていうのを、小学校5年生くらいのときにすごく衝撃を受けて、意識して練習をし始めました」と振り返った。