元プロ野球選手の上原浩治氏が9月30日、YouTubeチャンネル『谷繁ベースボールチャンネル』に出演。動画「【上原vs谷繁】上原の変化球で得意にしたのは〇〇だった…」内で、決して打率が高かったわけではなかった谷繁元信氏によく打たれていた理由について語った。

上原浩治氏

「お互いに印象が強い対戦打席は?」というトークテーマに対し、谷繁氏が上原氏から3安打の猛打賞を記録した試合を回顧。「3本目を打った時に、上原が俺の顔を“なんで?”みたいな(顔で見ていた)」「俺が1塁に行ってベースの上でシラッとしてたら、“何だよ”みたいな顔をしてたのはめっちゃ覚えてる」と振り返る。

すると上原氏は「打率2割2分~2割3分なんですよね」と谷繁氏の打率に言及しながら、「なんで俺の時はタイミング合うんだろうなって。それは毎年思ってました」と本音を告白。これに対し、谷繁氏は「コントロールがいいから、ある程度(ヤマを)張れば来る」と上原氏のコントロールの良さを要因のひとつに挙げつつ、「あとはたぶん、俺の打つタイミングの取り方と、上原の投げる時の間が合うんだと思う」と持論を述べた。

谷繁氏の意見を受け、上原氏は「僕、どっちかと言うと“1、2の3”の、“の”がないじゃないですか? シゲさんはあんまり足を動かさないじゃないですか?」と、自身の投球フォームに触れた上で、谷繁氏の打撃フォームについて質問。谷繁氏が「どちらかと言うと2があまり長くない」と返答すると、「それがタイミング合うんでしょうねえ……」としみじみと語っていた。