イトーヨーカドーは、ファミリーレストラン「デニーズ」と初の共同開発に取り組み、「チキンジャンバラヤ」などを含むデニーズ監修商品7品を10月5日〜10日に期間限定販売する。

  • イトーヨーカドーに「デニーズ」がやってくる!

ノスタルジックなアメリカの食文化をイメージした「グルメツアー アメリカンダイナー」をテーマに、アメリカンフェアを実施するイトーヨーカドー。その実施の背景について、イトーヨーカ堂の広報担当者は「"行きたい国第1位"がアメリカだったことや、10月はステーキやハンバーグが食卓に上がることが多くなること、また『アメリカンダイナー』という新しい切り口で提案していきたいという思いから実施に至りました」と説明している。

  • (中央左から)イトーヨーカ堂 デリカ部 総括マネジャー 山田功二氏、セブン&アイ・フードシステムズ 外販事業推進部 部長 堀川淳子氏

新発売する商品は、デニーズの大人気メニューをパックに詰めた「デニーズ監修 チキンジャンバラヤ」(645円)など計7品。同商品では、タイム・オレガノ・クミン・赤とうがらしなど数種類のスパイスが入ったケイジャンスパイスとご飯を合わせて炒め、デニーズの味を再現。ケイジャンスパイスを絡めたチキンは、酸味と旨味のバランスが良いトマトソースをかけ、ほんのりピリッとした味わいに仕上げた。

  • デニーズの大人気メニューをパックに詰めた「デニーズ監修 チキンジャンバラヤ」(645円)

同広報は、この商品の開発において"苦労した点"について、「スパイスの量や加熱の時間などを考えながら何度も試作を繰り返しました」とコメント。監修したデニーズの担当者は「非常に思い入れのある商品なので、私たちがこだわっているスパイシー感や旨辛ライスを再現できるのか? という心配があったのですが、ひと口目を食べた瞬間、6人で試食して一同『おいしい!』と感動しました」と、開発時を振り返った。

また、「幅広い層に食べてほしい」との想いから、こだわり満点の「デニーズ監修 デミグラスハンバーグプレート」(537円)も完成! こちらは、牛肉・豚肉だけを使用したオリジナル配合のタネの焼成を最終店内で行っており、肉のジューシーさを感じさせる一品。そしてソースは、トマトやニンジンを使用し、自然な甘味と酸味を表現。赤ワインも使用し、芳醇でコクのある仕立てになっている。

  • こだわり満点の「デニーズ監修 デミグラスハンバーグプレート」(537円)

さらに、デニーズにて「キャラメルハニーパンケーキ」として提供されているものをパンで表現した「デニーズ監修 Pasco ハニーキャラメルシフォン」(127円)が登場。はちみつを混ぜ込んだしっとりとしたシフォン生地や、キャラメルクリーム、バニラ風クリームがポイントとなったスイーツだ。

  • ふわふわ生地がポイントの「デニーズ監修 Pasco ハニーキャラメルシフォン」(127円)

その他、野菜の旨味を引き立てる「デニーズ監修 国産すりおろしにんじんドレッシング200ml」や、ハンバーグやステーキといった肉商品に合う味わいの「デニーズ監修 香味野菜のおろしソース200ml」(各429円)、トマトソースに数種類のハーブを加えるなど、こだわり抜いて仕上げた「デニーズ監修 グリルチキンプレート」(537円)や、国産の鶏むね肉を低温でしっかり焼き上げ、ボリューム感を再現した「デニーズ監修 クラブハウスサンド」(753円)を、今回のフェアで発売するイトーヨーカドー。

  • (上から)「デニーズ監修 国産すりおろしにんじんドレッシング200ml」と「デニーズ監修 香味野菜のおろしソース200ml」(各429円)

  • 「デニーズ監修 グリルチキンプレート」(537円)

  • 「デニーズ監修 クラブハウスサンド」(753円)

イトーヨーカ堂の広報担当者は「コロナ禍でお客さまの生活様式や食のスタイルが変化しているなか、ご家庭でレストランの味を楽しみたいというお客さまのニーズにお応えしたいと考えているので、今後もセブン&アイグループのシナジーを活かし、さまざまな分野で商品開発に取り組んでいきたい。また、今回デニーズさんと開発した商品は、ぜひお店でご確認いただいて、ご家庭でもアメリカの味わいを楽しんでほしい」と話している。