俳優のイッセー尾形が、フジテレビ系ドラマ『PICU 小児集中治療室』(10日スタート、毎週月曜21:00~)の初回にゲスト出演する。

イッセー尾形

広大な北海道で、“しこちゃん先生”こと新米小児科医の志子田武四郎(吉沢亮)が、PICU科長・植野元(安田顕)ら先輩医師と共に、どんな子どもでも受け入れられるPICUを作るため、そして医療用ジェット機の運用を実現するために奔走する姿を描く同ドラマ。イッセーは、ベテラン医師の山田透を演じる。

山田は北海道稚内市にある、古くから続く山田医院の院長。分厚い眼鏡をかけ、いかにも頑固そうな雰囲気をまとう。建物はかなり年季が入っていて、庭は荒れ果て、寂れた診察室には古い医療機器が並ぶ。最先端の丘珠病院とは対極にある、ごくごく小さな医院だ。札幌から遠く離れた日本最北端の地で、山田は今日も一人、市民の健康と安全を願い診療を続けている。ある日、そんな山田のもとに腹痛を訴える一人の少女がやってくる。このことが、後に武四郎たちを巻き込む大きな事態へと発展していくことに…。

コメントは、以下の通り。

■イッセー尾形
――台本を読まれた感想
「感傷の先よりも科学の先に命はある。そう思わせるシーンに、このドラマの骨格を感じました」

――吉沢亮さんとの共演について
「絶対に何かが起こります。でもそれは見ている人たちだけに分かることですから、演じた後にその顔を見るのが楽しみです」

――視聴者の皆様へのメッセージ
「吉沢さんの魅力全開のドラマになるでしょう。根っこのところでのハンパない責任感が画面から毎回滲(にじ)み出てくると思います。もちろんそれゆえのジレンマと闘って。その成長をみなさんで応援してあげて下さい」

■金城綾香プロデューサー
「イッセー尾形さんが演じられると、その役が役というフィクションを超えて、その人の生活や息遣いを感じさせてくれる生身の人間になる、と思っています。山田医師と志子田の出会いは、この物語にとって大きな意味があるので、ぜひしっかり見守っていただきたいです」