落語家の三遊亭円楽さんが30日に肺がんで亡くなったことを受け、円楽さんがレギュラー出演していた『笑点』(毎週日曜17:30~)を放送する日本テレビが、追悼コメントを発表した。

三遊亭円楽さん

円楽さんは、1977年8月28日の開局記念放送で、三遊亭楽太郎として笑点メンバー入り。10年3月1日に六代目三遊亭円楽を襲名し、今年1月30日が最後の大喜利出演となった。

福田博之取締役常務執行役員「笑点メンバーの皆さんとともに復帰の日を楽しみにしていましたので、突然の訃報にただただ驚いております。円楽師匠には、なくてはならない存在として本当に長い間番組を支えていただき、感謝の念に堪えません。謹んでお悔やみ申し上げます」

『笑点』福田一寛プロデューサー「これまで何度も病気を乗り越えられ、不死鳥のように復活されてましたので、今回も、いつかは笑点の舞台に復帰されると信じておりましたが、その願い叶わず本当に残念です。時には厳しく、あえて嫌われ役になって番組を支えていただき感謝の念に堪えません。安らかにお休みください」

今週末10月2日放送の『笑点』は通常通り編成し、番組内で追悼VTRの放送を予定している。