嵐の二宮和也が、25日に放送されたラジオ番組『BAY STORM』(bayfm/毎週日曜22:00~22:30)に出演。人生における“勝ち負け”について、自身の思いを語った。

この日は、「勝ちたい」欲がない“無欲の勝利”の話題に。「“無欲の勝利”より、自分で考えを練って勝った方がうれしいんじゃないですか? 僕はそういうタイプですね」「自分がやりたい出来事で、“無欲の勝利”で勝っても、勝ちがいがないかもね」と話した二宮は、「勝ち負けで言うと、どっちにも価値があるじゃないですか。人間、勝ち続けることは不可能なので」と持論を展開。

続けて、「勝ち続けてた人間がつまづいて、人生を転がり落ちていくさまを見るのが好きな人間もいる」と前置きしながら、「やっぱり、勝ち続けることによって得られるものって、あんまりなくて。特に、我々みたいに、表立って仕事してる人間でいうと……」と吐露。さらに、勝利がある一方、当然ながら敗北もあるため、「ただで転ばないために、一つひとつの物事に対して、意味合いを作っておく」と、自身の考えを語った。

また、二宮は、「エンタメの中で勝負してる人間なんて、俺の肌感で言うと、勝ち6負け4でいけてる人生は、めちゃくちゃ勝ち組だと思いますよ。大勝ちだと思うね」とも。芸能界で活躍している人でも、勝ち負けは半々もしくは負けの方が多いと言い、「6:4でいけてる人生はカッコいいな~。“この人、無双しまくりだな、めちゃくちゃ勢いあるな”っていう人でも、俯瞰で見たら6:4ぐらいだと思うよ」「(はたから見ると)10:0に見える。それは、勝ち方が上手いんだろうね」と、冷静に分析していた。

なお同番組は、放送後1週間以内であればradikoで聴取可能(エリア外の場合はプレミア会員のみ)。