女優の本仮屋ユイカが25日、東京・新宿のブックファースト新宿店で写真集 『私。』(発売中 3,300円税込 ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。

写真集 『私。』の発売記念イベントを行った本仮屋ユイカ

役者、歌手、ラジオパーソナリティ、そしてYouTubeなど様々な分野で活躍している本仮屋ユイカが、2年ぶり6冊目となる写真集『私。』をリリース。本人のインスピレーションで行きたいと思った初めての奄美大島でロケが行われ、デビューから25年を経て多くの経験を積んだからこそ表現できる、今現在のありのままの姿が掲載されるなど、デビュー25周年にふさわしいスペシャルな写真集となっている。

写真集を手にしながら取材に応じた本仮屋。ロケ地を奄美大島に選んだ理由として「国内で写真集を撮るとなった時に原点回帰したいと思い、初めての写真集は伊豆で撮影したので島で撮りたいと思いました。日本の美しい風景と一緒に収めて欲しいと思い、いくつか考えた中で今の自分に合いそうな奄美大島を選びました」と説明した。

写真集のテーマは「いつも何かを表現するかイメージしながらカメラの前に立ちますが、なるべく何も演じず飾らないそのままの自分を心掛けました」とプライベート感を意識したといい、「『私。』と付けようがないぐらい"本仮屋ユイカ"が前に出た写真が多くなったのは、そういう心構えを切り取ってもらえたからだと思います。すべての作品を上回る最高傑作ができました」と自信を見せた。お気に入りとして下着のカットをあげて「現場で撮っていて、チームみんながいい写真が撮れたねと手応えがあったので、この写真がすごく気に入っています」と笑顔を見せた。

今年で芸能生活25周年という節目の年を迎えた。「四半世紀ってみんなに言われるんですけど、長生きしたんだな~という気持ちになります。こんなに長くカメラの前に立ってお仕事をさせていただけるのは本当に幸せなこと。演じる仕事だけでなく、自分の顔や身体で表現をする仕事もいただけてすごく有り難いと思っています」としみじみ。「今回の写真集のタイトルに"。"とついてますが、一区切りの"。"です。その意味でも感慨深いです」と写真集やグラビア活動から卒業するのかと思いきや、「一区切りっていうと写真集やめちゃうの? と言われますが、やれる限りはずっとチャンジしたいです」と今後も継続するという。続けて「いつも大事なことを言えなかったり表現しきれないもどかしさがあるので、大人になったからこそもう一段階自分主導で表現できる表現者になりたいと思います」とさらなる活躍を誓っていた。