エレコムは、周囲の音を気にせず音楽を思いきり楽しめるアクティブノイズキャンセリングモードなど、4つのモードを搭載した完全ワイヤレスBluetoothヘッドホン『LBT-TWS13BE』を発売した。

高音質コーデックAACに対応し、iPhoneをはじめとしたAAC対応スマートフォンや音楽プレーヤーで、クリアなサウンドを体感できる本製品。その特徴を紹介していく。

■シーンごとに使い分けられる4つのモードを搭載

LBT-TWS13シリーズは使用環境に合わせて多彩な機能を充実させたBluetoothによる完全ワイヤレスステレオヘッドホン。

「アクティブノイズキャンセリング(ANC)モード」「デジタル耳せんモード」「低遅延モード」「外音モード」の4つの多彩なモードを搭載し、使用環境に合わせて使えることが最大の特徴だ。

「ANCモード」は周囲の騒音を気にせず音楽を楽しめるモード。不快なノイズを軽減し、周囲の音を気にせずに、音楽や動画をクリアなサウンドを堪能できる。「デジタル耳せんモード」は音楽を流さず、周囲の騒音をシャットアウトする。スマートフォンなどの機器と接続せずにANCモードが機能し耳せんとして使用可能だ。

Bluetooth特有の映像と音の遅延を軽減する「低遅延モード」では、ストレスなく動画視聴やゲームを楽しめるほか、「外音モード」では音楽や動画を視聴しながら、周囲の音や声も聞き取ることができる。

音質面では高音質コーデックAAC対応。エレコム独自のΦ10.0mmの外磁型ダイナミックドライバーを採用することで、アーティストが表現する音、その豊かなパフォーマンスをありのままに伝えることにこだわり、小型ながら力強くワイドレンジでクリアなサウンドを実現した。

また、MCSync(MultiCast Synchronization)という伝送技術を採用したことで、左右のヘッドホン間の通信を最適化。途切れにくく安定した接続を可能にしている。左右のヘッドホンが完全に独立しているためクロストークがなく、リアルなステレオイメージを再現する。

1回の充電で約6時間の連続音楽再生が可能(ANCモードの場合は約5時間)。充電ケースにはトータルで最大約26時間の使用が可能(ANCモードの場合は約22時間)なバッテリーを搭載。

過充電保護と過放電保護を備えたリチウムイオン電池により、繰り返し充電して使用でき、充電ケース内蔵のバッテリー状態、充電/残量レベルを4つのLED点灯数で把握できるバッテリーインジケーターも搭載する。

スマートフォンと接続している時は、端末画面へバッテリー残量を表示。充電ケースには裏/表に関係なくケーブルを挿入できるUSB Type-Cポートを搭載した。手のひらに収まるコンパクトな充電ケースで、持ち運びにも便利だ。

耳の形状に合わせたエルゴノミクスデザインによるフィット感と、片側わずか約3.5gの超軽量設計で快適な装着感を実現していることも特徴だ。

イヤーキャップはS/M/Lの3サイズを用意し、耳の大きさや形状に合わせて最適なサイズが選べて、ノイズキャンセリング機能向上や落下の不安を軽減。出っ張りが少ない形状なので、マスクや髪に引っかかりにくく、扱いやすい。タッチセンサーの採用により耳元での操作もスムーズなので、ヘッドホンが耳からズレにくい印象もある。

初期登録後は、充電ケースを開けるだけでスマートフォンなどの機器と自動でペアリングできるオートペアリング設計で、低遅延モードでの使用は左右片側のヘッドホンのみでの使用も可能となる。音楽を楽しむだけでなく、マイクが内蔵されているので通話やテレワークにもぴったり。もちろんスマートフォンやタブレットだけでなく、パソコンなどへの接続もできる。

SiriやGoogleアシスタントなどの音声AIに対応し、ヘッドホンのタッチセンサーで、簡単にスマートフォンなどの音声アシスタントを呼び出せて、音声操作で音楽をかけたり、音量調節したりといった使い方も。

多彩な機能を持ち、使い勝手も良いので、完全フルワイヤレスイヤホン選ぶ際には魅力的な選択肢のひとつになるだろう。