フジテレビ系バラエティ特番『お笑いオムニバスGP』の第4弾が、19日(19:00~)に放送される。

  • (左から)チョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)、渋谷凪咲(NMB48)、白石麻衣、川島明(麒麟)、吉村崇(平成ノブシコブシ)、ナイツ(塙宣之、土屋伸之)=フジテレビ提供

新企画「芸人グルメンタリー オモウソい店GP」は、“オモウソい店=オモいっきりウソな店”というタイトルの通り、最強のコント師たちが集結し、全国津々浦々の“オモウソい店”の店主や店員、あるいは取材スタッフに扮して、「こんなお店はイヤだ!」「こんな店員、いるわけないけど…どこかにいるかも?」といった絶妙なシチェーションを演じ切る。

挑戦するのは、秋山竜次(ロバート)、ジェラードン、友近、ネルソンズ、マヂカルラブリー、ロッチ、さらにお笑い見届け人のチョコレートプラネットもエントリー。コントの面白さに定評のある実力派コント師7組が、各世代から続々と参戦を果たす。なぜか“手ごね”に執念を燃やすハンバーグ屋の主人、不思議な“神ルール”にこだわる中華料理店主、大盛況の店をたった1人で切り盛りするカリスマシェフなどなど、ひとクセもふたクセもあるキャラクターが繰り広げる、虚実皮膜の“オモウソい”ワールドとは…。

かつて『とんねるずのみなさんのおかげでした』で人気を博した伝説のコーナー「2億4千万のものまねメドレー選手権」のアップデート版「2億4千万のものまねメドレーGP」が、1年半ぶりに登場。今回も、審査委員長に石橋貴明を迎え、希代のものまね名人たちが続々エントリーする。アンタッチャブル・柴田英嗣&おぎやはぎ・小木博明の司会進行のもと、こん身のものまねメドレーを披露。出場者の顔ぶれは、神奈月、こにわ、せいや(霜降り明星)、椿鬼奴&レイザーラモンRG、都留拓也(ラパルフェ)、原口あきまさ、ホリ、モリタク!&河口こうへい、山本高広、レッツゴーよしまさの全10組だ。

『みなさん』時代から皆勤賞の神奈月をはじめ、9回目の原口、7回目の山本といった常連メンバーはもちろん、意外にも今回が初登場となるホリや、せいや、都留、レッツゴーよしまさの初参戦4組の健闘にも期待が高まる。

中でも、志村けん、いかりや長介らザ・ドリフターズのメンバー全員のものまねを1人で披露するレッツゴーよしまさの衝撃的なそっくりぶりに、スタジオが騒然となる一幕も…。最後に、チャンピオンを石橋が選定する。

  • (左から)吉村崇、川島明、塙宣之、白石麻衣、土屋伸之、石橋貴明、長田庄平、小木博明、松尾駿、柴田英嗣、渋谷凪咲=同

MCの麒麟・川島明と白石麻衣、お笑い見届け人のチョコレートプラネット、ナイツ、平成ノブシコブシ・吉村崇、ゲストのNMB48・渋谷凪咲のコメントは、以下の通り。

――新企画「芸人グルメンタリー オモウソい店GP」の収録はいかがでしたか?

川島「おもろかったですね~。最初はね、企画の主旨はもちろん理解できてはいたんですけど、正直、どうなるんやろうっていう不安もあったんですよ」

塙「なかなか攻めた企画ですもんね」

川島「そう、“本家”の番組から怒られるんちゃうかなとか、そのあたりも心配だったんですけど(笑)。でも実際にVTRを見てみたら、めちゃめちゃ面白くて…」

吉村「もう最高でしたね!」 。 川島「芸人が爆発する瞬間を見たというか。VTRを見てあんなに涙を流して笑ったのは初めてちゃうかなっていうくらい、想像の10倍笑いました(笑)」

渋谷「私も笑いすぎて、今も、のどがかれてます(笑)」

白石「本当に面白かったし、どのVTRにも、みなさんそれぞれの色が出ていて。芸人さんってすごいんだなって、改めて思いましたね」

松尾「実際は、おのおのの芸人が勝手に撮影してきただけなんですけどね(笑)」

――“特にココを見てほしい”という注目ポイントや、“こんな風に見てほしい”といったオススメの楽しみ方はありますか?

渋谷「まず“本家”の方を見て、どういう番組なのかをわかった上で、こっちを見ていただけると、より楽しめるんじゃないかなと思います(笑)」

塙「そういう意味じゃ、家族みんなで見ていただきたいですね。もともと、家族全員で楽しめる内容の番組を、さらにもっと面白くしてるわけだから。僕もぜひ、子どもと一緒に見たいなと思ってます」

川島「というか、“本家”にこのVTRを持っていったら、そのまま採用してくれるんじゃないですかね(笑)」

塙「そうそう、“この店、取材させてください”って間違えてロケに来ちゃうかもしれない(笑)」

土屋「僕が面白かったのは、スタジオの収録が進むうちに、“これはやっちゃダメ”みたいな、大会のルールがだんだんできあがっていくんですよ(笑)。そこも見どころかなと」

長田「あと、今回僕らもエントリーしてるんですけど、そのVTRの撮影中、本当に売りに出せるんじゃないかっていう新メニューが生まれてしまいまして。今度、キッチンカーを始めようかなと思ってるんですけど(笑)」

吉村「いや~、でも本当に、いい大会が生まれたなと思いますね」

長田「そうですね、フジテレビはまたひとつ新しい賞レースを作りましたね」

土屋「そんなすごい企画のスタートに立ち会えるなんて、大変光栄です(笑)」

吉村「今後は、コンビとかトリオだけじゃなくて、いろんな組み合わせもできるんじゃないかと思いますね。仲のいい芸人同士とか、そういう形もありなんじゃないかなって。ただ、自分は絶対に出場したくないですけど…」

川島「(笑)。いやいや、出てみたら?」

吉村「だって、こんなに見てて楽しい大会はないけど、こんなに出るのが怖い大会もないですよ。しっかりお笑いをやってる人じゃないとダメです。僕みたいなセミプロが出たら、絶対に大やけどしますから(笑)」

川島「まぁ確かに、“コント師”じゃないとね」

吉村「そう、コント師。足腰にしっかり筋肉のついた芸人。僕とかお見送り芸人しんいちじゃ、ダメなんですよ」

長田「なんで急にお見送り芸人しんいちが出てくるんですか(笑)。できるでしょ、きっと」

松尾「なんなら2人で出てくださいよ」

吉村「いやいや、見てらんないって(笑)!」

――では、「2億4千万のものまねメドレーGP」の収録はいかがでしたか?

川島「いや~、こちらも圧巻でしたね」

白石「前回に引き続いて、ものまね芸人の方々の顔ぶれが本当に豪華で、とても見応えがありました」

渋谷「いろんな世代の有名人のものまねが次々に登場して。今までのすべての時代のスターとお会いできたような感じで、めちゃめちゃ楽しかったです」

長田「本当にすごいクオリティーでしたからね」

松尾「面白いのはもちろんなんですけど、見ているうちに僕、ものまね芸人のみなさんが、どんどんかっこよく思えてきたんですよね。最後、トリで出てきた芸人さんを見てるときは、泣きそうになっちゃいましたもん、かっこよすぎて」

土屋「みなさん、次から次にいろんな人のものまねをされるわけですけど、僕はそのスピード感にびっくりしました。漫才協会に、はたけんじさんという、ものまねの大師匠がいるんですけど、はた師匠は、15分のネタで5人ぐらいしかものまねをやらないんですよ(笑)」

川島「1人のものまねで3分(笑)?」

土屋「そう。それと比べると、目が覚めるような速さでした(笑)」

塙「ちなみに、はたけんじ師匠の最新のものまねは、戦場カメラマンの渡部陽一さんなんですけども(笑)。とにかく、この“2億4千万のものまねメドレー”というのは名企画だなと改めて思いましたね。石橋貴明さんとも久々にご一緒させていただきましたし、幸せな時間を過ごさせてもらいました」

川島「タカさん(石橋貴明)がスタジオに入ってくると、いい意味でビシッと空気が変わるんですよ。でも、それでいて、みんなを緊張させないように1人1人褒めてらっしゃったりして。今回は本当に、この企画はタカさんがいないと成立しないんやなと、つくづく感じましたね」

――今回の「2億4千万のものまねメドレーGP」の出場者の中で、特に注目のものまね芸人は?

白石「神奈月さん、原口あきまささんといった“レジェンド”の方たちが本当に素晴らしかったです」

川島「確かにレジェンドのものまねもすごかったんですが、僕はやっぱり、レッツゴーよしまささんの“ひとりドリフ”が…」

吉村「うん、あれはすごかった!!」

川島「失礼な話ですけど、今まで存在も知らなかったんですよ。でも、あのものまねを見た瞬間、“この番組からついにスーパースターが生まれた!”と思って。志村(けん)さんがまたテレビ界に帰ってくる、そんな未来さえ見えてきて、感動で泣きそうになりましたもん。特に“素の志村さん”のものまねは、ぜひご覧いただきたいですね。視聴者のみなさんは、思いっきりハードル上げてもらって大丈夫やと思いますよ。絶対にそれを越えてきますから」

塙「僕は何といっても、収録中ずっと、誰からも振られてないのに、リーダー(コント赤信号のリーダー・渡辺正行)のものまねをやり続けた河口こうへい(笑)。あの鋼のメンタルは注目してほしいです」

吉村「(笑)。あの顔まねはクオリティーがハンパなかったですからね。実は僕、この間、渡辺さんご本人とロケバスでずっと一緒だったんですけど、そのときとまったく同じ顔でしたから(笑)」

塙「そう、めちゃくちゃ似てたんですよ。にもかかわらず、あんまり振ってもらえないっていう。それでも、ひな壇で1人、ずっと顔まねしてて…」

川島「プロやな~(笑)」

渋谷「私としては、優勝された方にも注目してほしいです。誰かは言えませんけど、ぜひ最後まで見届けていただけたらと思います(笑)」

長田「最後まで見てもらえたらわかっていただけると思うんですが、僕は逆に、今その優勝者のことが心配でしょうがないんです。収録が終わってからまったく話せていないので、早く連絡してあげないと…(笑)」

(C)フジテレビ