ミュージシャンのCharaが8日、都内で実施されたドラマ『すべて忘れてしまうから』(ディズニープラス、9月14日配信)の配信直前イベントに登場。映画『スワロウテイル』以来、約26年ぶりに演技に挑戦したことについて「久々に女優? みたいなことやりました」と振り返った。

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壇上でCharaは、26年ぶりの映像作品参加だと聞かされて「そんなに経ってるんですね……。もともと、女優さんとしては本当にぜんぜん。今回は音楽を愛するという役柄ということで、私で良かったかもね」といい、素に近い役かと問われて「はい。もろに」とニッコリ。

オファーを受けた際に役柄の説明を受けて「『そのままでけっこう』ですので、ということで。言いましたよね?」と岨手由貴子監督に確認する一幕も。

久々の演技で緊張はしなかったのかと聞かれると「私、音楽を普段やっていて、よく見せようとすると緊張するんですよ。だから、そういうことは考えない」と自然体を強調した。

作品にちなんで、ゆっくり考えたいときに行く場所を問われて阿部が「昼間の青山墓地に行く」と告白。するとCharaは「青山墓地いいですよね。でも、墓地に行って作曲したことはない」と笑い、「目を閉じればだいたい集中できる。だいたい大丈夫。でもまぁ、おうちのキッチンが好きですかね」と答えた。

同じ問いに宮藤官九郎は「パソコンがあればどこでも、騒がしくても大丈夫です。電車の中でも。そのかわり、YouTubeばっかり見たりしちゃう(笑)。『俺、YouTube見に喫茶店来たのかな』と思っちゃう」と話した。

同作は、燃え殻の同名エッセイを原作とする、日本発ディズニープラス「スター」のオリジナルドラマシリーズ第一弾。ハロウィンの夜に突如姿を消した恋人“F”をめぐるミステリアスでビタースイートなラブストーリーが展開される。