テレビ東京の経済番組『カンブリア宮殿』(毎週木曜23:05〜)が、8日の放送で800回を迎え、ゲストに秋元康を迎える。

  • 秋元康

    秋元康

同番組ではこれまで企業のトップを中心に多彩なゲストが登場し、作家・村上龍の視点を通して見えてくる企業の本質に迫っている。視聴者と近い目線で質問を投げかける女優・小池栄子とともに、番組開始以来、2人がMCを担当している。

記念回のスペシャルゲストとして、作詞家・プロデューサーの秋元康が登場。10代で放送作家としてデビュー以来、作詞家として「おニャン子クラブ」の楽曲や美空ひばりの「川の流れのように」、2006年からはAKB48、2011年からは乃木坂46をプロデュースし、社会現象になっている。64歳になった現在も365日膨大な仕事量をこなしており、番組では秋元の日常に密着し「激流を掴む先駆者に聞く」と題し、2週連続で迫る。

村上龍 コメント

あまり実感がありません。800回を数えますが、毎回新鮮味がありテレビの素人なのでいつも緊張しています。
これからも、素人目線を貫いていきたいです。

小池栄子 コメント

気づいたら16年半、800回になっていました。ここまで長い番組に携わったことはないので、率直に嬉しいです。
龍さんの生き方、発言はずっとブレていないので、いつも勉強になっています。

秋元康 コメント

『カンブリア宮殿』放送開始から16年半、800回記念、おめでとうございます。テレビの役割も、視聴者のニーズも、目まぐるしく変わり続ける中、これだけの長寿番組になったのは、ナビゲーターの村上龍さんと小池栄子さんの時代を冷静に客観的に捉える“定点観測の眼”にあると思います。これからも、新たな経済人をゲストに迎え、日本経済の“今”を伝え続けてください。

小林史憲プロデューサー(テレビ東京 報道局) コメント

番組スタートから16年半、“その時代”を掴んでいる企業や各界のトップを招き、お話を伺ってきました。時代を生き抜くためのヒントや学びがあると考えるからです。その後に業績をさらに伸ばした企業もあり、残念ながらうまくいかなくなった企業もあり、まさに時代は激変していると感じます。800回のゲストは秋元康さんです。10代で放送作家として活動を始めてから64歳になられた現在に至るまで、いつの時代にもヒットを生み出し続けてきた方です。村上龍さんと秋元康さん、時代の激流を掴んできた二人の表現者のトーク。ご期待ください。

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