JR九州は西九州新幹線の開業に合わせ、9月23日に実施するダイヤ改正で、新たに特急「かささぎ」の運転を開始する。定期列車は上下計17本(下り8本・上り9本)設定され、うち12本(下り・上り各6本)で787系を使用。他に885系や783系も使用される。

  • 特急「かささぎ」は定期列車17本のうち12本を787系(6両編成または8両編成)で運転

特急「かささぎ」の愛称名は佐賀県の県鳥として親しまれるカササギに由来し、地域に愛される特急列車として活躍できるようにとの願いを込め、命名されたという。

定期列車は門司港・博多~佐賀・肥前鹿島間で計17本(下り8本・上り9本)設定され、車両は787系(6両編成または8両編成)、885系(6両編成)、783系(8両編成)を使用。下りは「かささぎ101・103・107・109・111号」と「かささぎ201号」の6本を787系、「かささぎ105・113号」の2本を885系で運転する。上りは「かささぎ202・204号」と「かささぎ106・108・112・114号」の6本を787系、「かささぎ104・110号」の2本を885系、「かささぎ102号」の1本を783系で運転。全体の約7割にあたる12本(下り・上り各2本)が787系による運転となる。

  • 885系(6両編成)を使用する「かささぎ」は上下計4本(下り・上り各2本)となる予定

なお、特急「かささぎ」は定期列車に加え、土休日を中心に臨時列車も設定。佐賀駅8時59分発・博多駅9時39分着の上り「かささぎ252号」が運転される。