草なぎ剛が8月31日、東京・LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)にて「草なぎ剛のはっぴょう会 2~Neo Vintage~」の初日公演を行った。初日はゲストとしてmiwaと和田唱(TRICERATOPS)も出演した。

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3年ぶりの開催となった「草なぎ剛のはっぴょう会」。草なぎは開口一番、「皆さんようこそ―!」と元気に挨拶。「パート2は、3年ぶりということで、3年で世界は大きく変わって皆さんも毎日生活をしていて、いろいろなことがあったと思います。こうしてみんなの前にステージに立てて幸せを感じています」とステージに立てた喜びをかみしめ、「ギターを通してたくさんの人と仲良く交流するというのが(はっぴょう会)のコンセプト。温かく見守ってください」と呼びかけると、温かい拍手が沸き起こった。

3月にドラマ『拾われた男』(ディズニープラスで配信中)の撮影で訪れたアメリカミシガン州カラマズーのエピソードも語り、ギブソンのギター工場跡地を訪れたことも興奮気味に語った草なぎ。「なんか縁を感じて感動しちゃって。1本の道で世界はつながってると思ったんです」としみじみ。そんな思いを込めて、ジョン・デンバー「Take Me Home, Country Roads」のカバーが披露された。

ここで、渋谷もカラマズーもつながっていることを表現した草なぎ直筆のイラストが公開され、「これ僕描いたんんですよ。(香取)慎吾ちゃんじゃないけど絵を描いて」と説明。イラストには愛犬のクルミとレオンも独特なタッチで描かれていた。

クルミとレオンへの愛も語り、「クルミちゃん唄」も披露。その後のトークで、「僕にとってギターを弾くことって、めちゃくちゃ勇気のいること。自分でリズムを取りながら歌うって神がかり的な感じ」と話していた。

そして、ギター共演2回目となる和田唱が今回の「はっぴょう会」の音楽監督を務め、登場するなり「この数年の進歩すごいよね」と草なぎの努力を誉める発言が飛び出し、草なぎも恐縮しきり。2人でギターを買いに行ったエピソードも楽しそうに語ってた。さらに初登場のmiwaも登場すると大きな「ありがとう!」の声で迎えた草なぎ。「偶然ギターも一緒なんだよね」とうれしい偶然を草なぎが語ると、miwaも笑顔で「そうなんですよね」と答えていた。

アンコールでは和田、miwa、草なぎの3人が登場し、「今日はこの曲をやっちゃうよ」と照れ笑いを浮かべながら「Raspberry」でのセッションが開始。終了後は、3人口々に「最高でした!」(miwa)、「最高!」(和田、草なぎ)と叫ぶほど。草なぎは「すごいよかったです」とmiwaから褒められ、さらには、「2人ともすごいよかった」と和田からもお褒めの言葉があるなど、笑顔と互いを称賛する言葉にあふれたステージとなった。

その後、ステージに一人立った草なぎは「ギター好きになってよかったなってすごく思います。趣味を通していろんな交流が持てることは人生において素晴らしいことだなと。皆さんも好きなものを見つけて自分の人生をより良いものにしていってもらえたらと思います」とメッセージ。そして、「この3年間で1曲だけできた曲があります」と言って、「みち」を披露。最後は「みんな、はっぴょう会3で会いましょう」と締めくくった。

なお、9月1日の公演には、泉谷しげると田島貴男(Original Love)がゲスト出演する。