カクヤスは8月25日、「わが家の防災対策」に関する調査結果を発表した。同調査は7月26日~31日、カクヤスメールマガジンに登録しているユーザー628人を対象に、インターネットで実施した。

  • 災害に対して、家庭で備えをしていますか

災害に対して、家庭で備えをしているか尋ねたところ、80.9%が「多少している」「している」と回答した。19.1%は「していない」と答えている。

防災対策をしていない人に、その理由を複数回答可で聞いたところ、最も多かったのは「必要性を感じているが、対策にまで至っていない」(66%)だった。次いで「防災グッズを置くスペースがないから」(23%)、「現実感があまりないから」(20%)となっている。

  • 防災対策をしていない理由

「備えをしている」と回答した人に、どんな防災対策をしているのか聞くと、最も多かったのは「水や食料、電池、生活用品の備蓄」(88%)で、「非常持ち出し袋の用意」(55%)、「ハザードマップなどで避難場所の確認」(47%)、「家具の転倒防止や消火器の用意など家の点検」(32%)と続いた。

  • どのような防災対策をしていますか

災害時に持ち出す非常持ち出し袋にあと一つ何かを入れることができるとしたら、お酒を入れたいか尋ねたところ、「はい」は45%、「いいえ」は55%だった。「はい」と答えた人に理由を聞くと「アルコール度数の高いものは気付け薬にも消毒にも使える」「冬季の場合、体があたたまるから」「避難している方々とのコミュニケーションに使える」といった声が集まった。

  • 災害時に持ち出す非常持ち出し袋にあと一つ何かを入れることができるとしたら、お酒を入れたいですか

「いいえ」と回答した人の理由は、「持ち出したい気持ちはありますが、やはり生き残るためにはお酒よりも必要なものがあると思う」「「何かあったときにお酒を飲んでいては対応できない」「飲酒は脱水や危機意識の低下などを招く」などだった。