女優の三吉彩花が主演を務める映画『犬鳴村』(20)が、映像配信サービス・dTVで配信開始した。
同作は『呪怨』シリーズでハリウッドデビューも果たした清水崇監督が手掛ける「恐怖の村」シリーズの第1作。福岡にある実在の心霊スポット・旧犬鳴トンネルにまつわる都市伝説をベースに、清水監督ならではのアレンジを加え、ドラマチックに練り上げられたホラー作品だ。
臨床心理士の森田奏(三吉)は、心霊スポットに行ってきた兄・悠真(坂東龍汰)から、一緒に行った恋人・明菜(大谷凜香)の様子がおかしいと相談を受ける。正気を失った明菜は自殺してしまい、ショックを受けた悠真は真相を探るため、再び犬鳴トンネルに向かうが、そのまま行方不明になってしまう。その後、悪夢にうなされ始めた奏は、原因は自身の血筋に隠されていることに気づき、自らのルーツを探り始める。
主人公・奏を三吉、兄・悠真を坂東が演じるほか、父親に高嶋政伸、母親に高島礼子、祖父に石橋蓮司など、重厚なベテラン俳優たちが脇を固めている。
また、ホラーが苦手な人でも楽しめる『犬鳴村 恐怖回避ばーじょん』も同時配信。ホラー映画の概念を覆す大胆な映像加工が施されている。