人機一体、日本信号、JR西日本、京都鉄道博物館は18日、人型ロボットと鉄道工事車両を融合させた多機能鉄道重機(零式人機 ver.2.0)を9月19日から10月2日まで京都鉄道博物館で特別展示すると発表した。これに合わせ、関連イベントも開催する。

  • 多機能鉄道重機(零式人機 ver.2.0)を京都鉄道博物館で特別展示

多機能鉄道重機は、人機一体と日本信号が共同で開発した鉄道の電気設備作業を行う人型重機ロボット(零式人機 ver.2.0)と鉄道工事用車両を融合させた新たな重機。これまで人の手を要していた作業を機械化することで、生産性・安全性の向上をめざしている。

期間中の9月19日と9月23~25日、10月1・2日には、実際の動作を間近で見られるデモンストレーションも実施。各日4回(11時、13時、14時30分、15時30分)行われ、各回の所要時間は約15分を予定している。

9月24日14時からは、人機一体代表取締役社長の金岡博士氏、JR西日本鉄道本部電気部電気技術室室長の木村秀夫氏を講師に迎え、「多機能鉄道重機の開発の経緯 ; 鉄道用重機は人型ロボットであるべきか?」と題した講演会を実施する。開催時刻の15分前から入場でき、所要時間は約60分。定員の40名に達した場合、受付を終了するとのこと。