NTTドコモ モバイル社会研究所は8月15日、「感染症対策の意識に関する調査」の結果を発表した。調査は2022年2月、全国15~79歳男女6,240名(性別・年齢5歳刻み・都道府県のセグメントで日本の人口分布に比例して割付)を対象にインターネットで行われた。

  • 感染症対策の行動

    感染症対策の行動

感染症対策のために普段行っている行動について調査したところ、「人が集まる場所でのマスク着用」が最多の69.3%。次いで「こまめな手洗い・殺菌」が68.7%、「3密の回避」が56.7%と続き、感染症対策上位3つは2021年調査と変わらないものの、割合は若干減少傾向にあるほか、1割程度が「特に何も行っていない」(12.6%)ことがわかった。

また、「スマホ・タブレットを除菌」していると回答した人の割合は14.5%。性年代別に見ると、若年層ほど除菌している人の割合が高い傾向にあり、また、女性(17.2%)の方が男性(11.8%)よりも約6ポイントも高い結果に。

さらに、感染症対策で他の対策をしている人がどのくらいスマホ・タブレットの除菌を行っているかを調べたところ、「マスクを着用していない人に近づかない」と回答した人の21.6%、「3密の回避」と回答した人の19.4%、「こまめな手洗い・殺菌」と回答した人の18.6%、「人が集まる場所でのマスクの着用」と回答した人の17.7%が、「スマホ・タブレットの除菌」を実施していると回答した。