女優の雛形あきこと俳優の姜暢雄が、22日に放送されるフジテレビ系ドラマ『競争の番人』(毎週月曜21:00~)の第7話に出演する。

  • 雛形あきこ=フジテレビ提供

月9初出演となる雛形は、業界最大手の通販サイト「三ツ星マーケット」のブランド事業部部長の黒崎美佐子を、姜は「三ツ星マーケット」社長の山辺純次を演じる。第7話では、「三ツ星マーケット」が自社のオリジナルブランド「アンカレント」の商品を売る販売店に対して、再販売価格維持にあたる行為をしているとの情報がダイロクの元に入る。再販売価格維持とは、メーカーやブランドが、販売店に対して、指定した価格で売るよう圧力をかけること。販売店による値引きができなくなるので、消費者は価格によってお店を選べなくなり、安く買えるはずの商品を高く買うはめになってしまう。

いつものように小勝負(坂口健太郎)と白熊(杏)が調査を始めるかと思いきや、小勝負は第一審査からの応援要請で建設会社の談合案件を手伝っており、桃園千代子(小池栄子)と六角洸介(加藤清史郎)も別の案件を調査中。この案件は、白熊と風見慎一(大倉孝二)で調査をすることに。

白熊が実際に「三ツ星マーケット」から圧力をかけられたとされるネット通販会社に行き、証拠を集め、いざ「三ツ星マーケット」に立入検査へ。突然の立入検査に驚きを隠せない美佐子と山辺。そんな2人に白熊が「再販売価格維持」の証拠を突きつけると、2人はあっけなく認め「二度とこのようなことはさせません」と謝罪。山辺は「行政処分で“三ツ星マーケット”のイメージが落ちたとしても、業界最大手の事実は変わらない。大事なのはアンカレントが人気ブランドでありつづけること」と話すと、美佐子は「私たちのやってることって正しいんだよね?」と表情を曇らせる。

白熊と風見は調査がスムーズに進んだことに一安心。しかし、「三ツ星マーケット」の不正は、これだけではなかった。人気商品ランキングを操作している可能性がある、と別の問題が浮上。業界最大手の「三ツ星マーケット」のサイト内のランキングは商品の売り上げに大きく影響する。そのランキングが操作されているとなれば、大きな問題に。白熊は改めて「三ツ星マーケット」の調査を始める。しかし、ランキング操作の決定的な証拠は見つからず、順調だと思っていた調査に暗雲が立ち込め、次第に白熊が追い込まれていく…。

  • 姜暢雄=同

コメントは、以下の通り。

■雛形あきこ
「夢を持って社会に出て壁にぶつかったり現実と違ったり、たくさんの人が経験することが、今回のテーマになっています。でも結果、きれい事かもしれませんが、自分の決断が後悔のないものであってほしいと思いました。夢があるってすてきなことなので、それを幸せと思えるよう頑張ってほしいです。そんな風に思える役を演じられて、私も幸せです。皆さんにも少しでも、その気持ちが届いたらうれしいです」

■姜暢雄
「この度、『競争の番人』に出演させていただき本当にうれしかったです!僕が演じる山辺純次は一言で言うと現実主義者で、数字にこだわり、社員よりも売上重視の経営者。雛形あきこさんが演じる黒崎は理想を追う事業部部長。いつしかこの2人が現実と理想のはざまで同じ景色を見ることができなくなってしまった、どこにでもあり得る話なのでは、と感じました。山辺と黒崎の主義主張の静かなすれ違いの様を楽しんでいただけたら幸いです」

■野田悠介プロデューサー
「オリジナルブランドを立ち上げ、周囲から憧れる存在でありつつも、どこかはかなげな感じを持ち合わせる役どころが、雛形さんの雰囲気にピッタリだと思い、お願いしました。そして、業界最大手の通販サイト社長はどこかひと癖ありそうな人物。そんな山辺を姜暢雄さんがすてきに演じて下さいました!2人の関係性にも、是非ご注目下さい!」

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