ニチバンは、高機能絆創膏「ケアリーヴ TM」シリーズの発売25周年を記念し、絆創膏やキズに関する意識調査を実施。地域別での絆創膏の使用頻度など、意外な結果を紹介している。

絆創膏を「日頃、何枚くらい絆創膏を持ち歩いているか」の調査では、全体では51.9%が日常的に持ち歩いていた。最も多かった枚数は、2 枚(20.8%)で、5枚以上と回答した人も1割いた。

都道府県別では、最も絆創膏を持ち歩くのは「栃木県」で65.2%、次いで東京都・岐阜県が同率2位で63.3%という結果に。いっぽう最も持ち歩かないのは「三重県」で 39.3%という結果となった。

また「直近半年の間にできたキズ」についての調査では、全国的にみると「切りキズ」が多く、74.4%が経験。切りキズやすりキズなど、様々なキズごとに多い県もランキング。

最も何かしらのキズができた総合1位は「秋田県」。半年以内にできたキズで最も多いのが切りキズ(81%)で、「あてはまるものはない」と回答したのはわずか1.7%という結果に。いっぽう最もキズが少なかったのは「熊本県」だった。

なお地域別の「絆創膏の呼び方」の調査では、基本的には「絆創膏」もしくは「バンドエイド」に大きく2分。東北地方や北陸地方、中国地方、四国地方は「カットバン」、関西地方は「バンドエイド」、九州地方は「リバテープ」の呼び方が比較的多かった。一方、北海道では「サビオ」が 35.0%と、全国でみても突出して高く、熊本県は「リバテープ」が 70.0%、富山県は「キズバン」が 50.0%を占めていた。各メーカーの創業地などの関係から多く流通していたエリアでは、商品名が「絆創膏」の代名詞として呼ばれるようになったと言われているという。